インサイト 理論は強いカードの一つだが、メインは感覚

マーケティングは、戦争戦略を置き換えただけのものである。から、戦争戦略の考え方が通用する。数が大事だ、っていう人もいるし、でも織田信長は、戦争は数では決まらないって言ったよね、と。

わかんないことがわかるようになる、が大事ですよねえ。

根源的すぎて、というか抽象的すぎて、現実と結び付かなくなるコンセプトとかインサイトがある。で、そこまで行くと役に立たない。ので、それは後からの方がいいかもな。

長所を裏返しただけのインサイトはおばか。具体的な施策に繋がらないインサイトは無能。

同じ映画を何回も見る、ってセンスがよくわからんよな。いやわかるけど、感情志向なんだね、と思う。構造を1回目で把握して、あとはもう良くない?と俺は思うけど、そういうことじゃない、というか、感情の起伏とか上下が重要であって、それがどうして起こるのかってメカニズム、構造とかには興味ないんだろうな。

購買に絞ろうか、一回ね。購買させるには、買おう、と思わせないと。そのためには、買ってる人が何故買ってるのか、を分析して、それを促進するのが早いと。まそりゃそうだな。てか、そりゃそうだな。購買動機をゼロから作るより、買ってる人を見つけてきて、そっから類推というか、目的を明示化して、そのより良い代替手段を提示する、って方が早いだろ。それしかなくね。それしかないな。全ては代替だから。

ニーズを作るんじゃなくて、既存のニーズを分析して、目的に対してより良い手段を提供する。それが時として、おかしなことをやってるように手段のレベルだけ見ると思える、ってことだな。別に変じゃないよ、やってることだけ見ると変かもだけど、っていう。違うかな。

ターゲットとインサイトは複数取れ。これが基本。

基本人間は、センスで生きる。まあ感覚とか言ってもいいけどね。で、それに対して、必要に応じて理論を使うと。だから、論理的ってのは生きる上での一つの手段であって、サブウェポン的な、2次手段なのよな。で、論理をメインに据えるとどうなるかっていうと、マニュアル人間みたくなる。でこれは要は、センスねえ、ってことなのよな。うん、まあ、そうだねと。

んーまあ、この本が駄文なのか、俺が駄目なのか、微妙なとこではある。あるが、まあ俺が悪い面はあるね。

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