馬鹿は馬鹿だから偉ぶる
自分は才能があるから偉そうにしてもいい、と思ってるやつ。
確かに、お前には才能があって、周りの人を見下したくなるのかもしれない。
あるいは、誰かを越せると思って下に見るのかもしれない。
でもまあ、それはいいよ。
自分には才能がある、誰かを超えられる、そういう感覚を持つこと自体はいいよ。
まあ歳をとってけば、実際に自分の才能とか能力がどれくらいなのか、ってのはわかってくるし。
それはさ、健全な生意気さだと思う。
だけどな。
感謝とか尊敬ってのは、2軸ある。
1つは、能力とか才能に対する感謝とか尊敬。
もう1つは、現実問題として、今誰が誰に価値提供してるのか、という感謝とか尊敬。
お前に能力があるとして、周りの人よりも才能があって、周りの誰よりも賢いとか、思うとして。
それはまあいいよ。
でもな。
そんだけ賢いなら、よく考えてみろ。
現実問題として、今、誰が誰に価値提供してるのか。
お前が、超えられる、と思ってるその人に、大いに助けてもらってるんじゃないのか。
その人に今、守られたり、助けてもらったりしてるんじゃないのか。
ほんとに頭がいいなら、それをよく理解しろよ。
そしたら当然に、ありがとうございます、ってなるだろ。
能力とか才能の多寡、って話以前に、今現在、誰が誰に価値提供してるのか。
言い換えるなら、誰が誰に価値提供してもらってるのか。
それをよく考えて、理解して、その上で身の振り方を考えたほうがいいんじゃないか。
頭がほんとにいいならな。