大窪 春己 | 本と人魚が好きな起業家

大窪 春己 | 本と人魚が好きな起業家

最近の記事

地域活動の一環として学生ライターになったら、自分と向き合う機会になった。

2022年5月8日。JR氷見線・伏木駅を出た私は、今回の舞台「古本なるや」に向かった。駅からまっすぐ勝興寺に向かって歩き、すぐ左に曲がったところにある。外観は町並みに紛れた二階建て一軒家で、目の前に置き看板がある。中を覗くとたくさんの本。早速扉を開き店内に入る。 「今日はよろしくお願いします。」 なるやの店主の堀田さんが出迎えてくださった。店内に入ってまず印象に残ったのは、どこかで一度嗅いだことのあるような、ちょっとミステリアスで甘い匂い。来た人にリラックスしてもらうことと

    • 【\地方創生/ライトノベル・ゲーム制作】『キミはどこから来て、どこへ行くのだろうか?』

      僕たちは今、地方のとある古本屋を舞台とした「ライトノベル」と、それをゲーム化した「ノベルゲーム」を制作している。 今回のテーマは「ホラーミステリー」 小さな古本屋に住み着いた地縛霊の少女と主人公の男子大学生が、度々起こる難事件を解決していくという物語。 この物語の中には、実際に存在するお店や人、地域独自の歴史や文化なども盛り込んである。まさに、地方創生ライトノベルだ。 僕たちは、ライトノベルやゲームという誰もが手に取りやすい媒体を通して、地域の魅力から企業の魅力までを伝え

      • 地域活動の一環として学生ライターになったら、休める居場所が見つかった!!

        富山県高岡市伏木で富山大学生が中心となり、地域活動が展開されています。 高岡キャンパスの学生は空き家を減らすために様々な活動を展開、一方で五福キャンパスの学生である私達は伏木の魅力発信を兼ねて学生ライターに挑戦しています。 今回私が取材したのは「古本なるや」さんです。 出入口には店主である堀田さんの飼い猫ミミちゃんがお出迎え。 店内は多くの本に囲まれ、おばあちゃん家のような懐かしい匂いのする線香が訪れた人に安らぎを与えてくれます。どこか暖かみがあって安心感のある古本屋ですが

        • 地域活動の一環として学生ライターをやってみたら、素敵な方との出会いが待っていた!!

          初めて学生ライターとして、気になったお店を取材する機会を頂いて、富山県高岡市の伏木を散策!!   お店の独特な雰囲気と店主であるKeita Saitoさんの気さくさに惹かれ、「Apollo KEITA glass」さんを取材することに! 話を伺っていく中で、もっとも印象に残ったのは「好きなことを選択し続ける姿勢」でした。今回はKeita Saitoへの取材から、「好きなことを仕事にする」をテーマに書いていきたいと思います! 最近流行りの「好きなことを仕事にする」こと 内心

        地域活動の一環として学生ライターになったら、自分と向き合う機会になった。

          【社会実験①】学生にライター並みの取材力があれば、どんな強面のおじさんとも仲良くなれるのではないか?

          ご挨拶みなさん、こんにちは! 幼い頃から人魚に憧れ、つい先日まで沖縄に人魚探しの旅に出ていた(マジの話)オオクボです! 今日は、僕が元シェアメイトの友人と一緒に行っているライティング事業、その名も「パーソナルライティング」を通してふと思いついた企画を紹介しようと思います! 今回の企画(プログラム)はこちら!(ジャジャーン!!🎉) 【Day1】大学生にライターの極意を教える①「聞くこと」 僕の考えるライターとは、「質問が上手」「共感してくれる」「相槌が多い」など、“話しや

          【社会実験①】学生にライター並みの取材力があれば、どんな強面のおじさんとも仲良くなれるのではないか?

          [原文]鬼は居ないが、冒険(たび)は続くよどこまでも。

          カーテンの隙間から、そっと陽の光が覗き込んでくる月曜の朝。 僕は眠い目を擦りながら、 鏡の前で昨晩見た夢のことを思い返していた。 誰も知らない桃太郎の物語むかし、むかし、ある所に一人の男が住んでいました。 仲間と協力して鬼に立ち向かう勇気と優しさを持った子に育ってほしいと、両親から「桃太郎」と名付けられました。 無論、桃から生まれたわけでも鬼を退治しにいくわけでもありません。 生まれた時から身体が弱く、幼い頃は車椅子での生活を送るなど、皆が知っている桃太郎とは似ても似つ

          [原文]鬼は居ないが、冒険(たび)は続くよどこまでも。

          恋路~たんぽぽらしく、生きる。~

          妹による兄への説教 みなさん聞いてください。 先日、実家に帰った時に妹に言われたんです。 地方の国公立大学に通う僕は、実家と大学が意外にも離れた距離にあることから大学近くのアパートで2歳上の先輩とシェアハウスをしています。 そんな僕は、大体2週間に一度のペースで実家を訪れます。 理由は単純で、近くに用事があったり食べ物を恵んでもらったり。まぁ、良いように使わせてもらっている、という感じです。(笑) そんな僕には4歳下の妹がいます。 4歳下ということは、ちょうど今は高校

          恋路~たんぽぽらしく、生きる。~

          僕が地域マネージャーになる理由

          現在私は、富山大学に通う大学生です。富山県高岡市を拠点に、空き家を活かした“地域と大学生”で創る街づくりに励んでいます。 そんな私が一人の社会人との出会いによって、大学生と社会のあるべき関わり方について学んだことを今回の記事では紹介します。 大学生の生態広いキャンパス内を見渡すと、おしゃれな洋風に身を包み、髪型をバッチリとキメた学生の集団や、勉学に勤しんでいることが見て取れるような風貌の学生がちらほらと目に入ります。そんな大学生たちの生態について、独断と偏見を交えながら数

          僕が地域マネージャーになる理由

          CRAFT MAN VILLAGE - TAKAOKA

          今回紹介する取り組みは「CRAFT MAN VILLEGE - TAKAOKA」です。 「クラフト?マン?ビレッジ?・・なんだそりゃ。」 多くの方にとって初めて耳にする言葉だと思います。 今回はそんな新しい取り組みについて紹介していきたいと思います。 CRAFT MAN VILLAGE とは?「CRAFT MAN VILLAGE」とは、 創造力に溢れた学生によって創る街の名称(※造語)です。 ここは富山県高岡市にある伏木という街。 古くから越中国の中心地として越中国府が置