「考えなくていいこと」と「考えたいこと」
読書の秋。
一見相反する2つの問いと向き合っている。
「考えなくていいこと」と「考えたいこと」
頭は1つしかないから、同時に2つのことを考えることはできない。
「考えなくていいこと」を手放し、「考えたいこと」を形にしたい。
考えなくていいことリスト
母から突然1冊の書籍をプレゼントされた。
産業医・精神科医である井上智介さんの『考えなくていいことリスト』。
帯にはこんなことが書いてあった。
「つい頑張りすぎてしまう」私にぴったりだ。
とても読みやすく、わずか1時間足らずで読了。
これまでいかに自分が「考えなくていいこと」に囚われていたかに気づかされた。
客観的に見ると、たしかに考えなくていいと思うことでも、自分のことになると、深刻に考えてしまうから厄介だ。
特に、「笑顔を向ける相手は自分で選んでいい」という部分に救われた。
嫌われたくなくて、誰にでも良い顔をしようとしていた。
嫌われたくなくて、NOと言えなかった。
嫌いな人には好かれる努力をしなくていい。
適度に距離を取ることで、自分を守ると心に誓った。
コンセプト・センス
今「考えたいこと」は、noteのコンセプトをどうするか。
下記の投稿で、「自分らしい発信のテーマはまだ模索中だけれど、方向性は見えてきているような気がする」と書いた。
その方向性を言語化するべく手に取ったのがこの書籍。
コンセプター吉田将英さんの『コンセプト・センス~正解のない時代の答えのつくりかた』
漠然と探し求めていた、”ここではないどこか”を定義しコンセプトを見出す「BIVーCメソッド」なるものが紹介されており、とても参考になった。
B=バイアスを見抜く
I=インサイトを見つける
V=ビジョンを見通す
コンセプトはBIVの3要素から導き出されるという説明に合点がいった。
実際に手を動かしてコンセプトを考えながら読むことで理解が深まる。
アウトプットするのは簡単ではないが、こういう想像力が求められる問いは大好物。
試行錯誤しながら自分らしいコンセプトを探求していきたい。
コンセプトは地図ではなく”コンパス”。
コンパスがあれば道中迷うことも楽しめるようになる。
コンセプト片手に”自分らしい発信”の模索期を楽しむつもりだ。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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