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自分の言葉で発信したい

文章を書くのが好き。

等身大の自分を表現したい。

そんな私は「自分の言葉」で発信できているだろうか?

三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』を読んだ。

「推し語り」がテーマの書籍ではあるが、たとえ「推し活」をしていなくても、「自分だけの言葉で発信したい」と思っている人は必読の書だと感じた。

SNSによって他人の言葉が溢れた社会で、「自分の言葉」を発信することは難しい。

他人の言葉が何かそれっぽくて、納得してしまったら最後。

自分の感情や考えなんてどこかへ飛んでいって、二度と戻ってこない。

だからこそ、「他人の言葉より先に、自分の言葉をつくる」ことが大切。


過去の発信を振り返ってみる。

昨日の投稿では、岐阜・中津川名物「栗粉餅」の美味しさを紹介した。

推しというと大げさだが、「栗粉餅が美味しかった!」という感動を伝えることで、栗粉餅の存在を知ってもらいたかった。

記事の中で、下記の表現をした。

餅は伊勢名物”赤福餅”に近いような。

栗きんとんと赤福餅の夢の共演か!?


栗粉餅と赤福餅は本来何の関係もないのだが、自分の経験を通じてつながったのだ。

これも「自分の言葉」で発信した一例になると思う。

栗粉餅のように、何か自分以外のモノやサービスを紹介する時は、なるべく正しく適切な表現で伝えようとする。

正しい情報を伝えることは大切だけど、感想の部分まで正しさを求めると、ありきたりでつまらなくなってしまう。

専門家やプロの紹介ページの情報量や豊かな表現力に圧倒され、自分の言葉を見失ってしまったことが何度もある。

それでも、せっかく自分が発信するなら、「自分の言葉」で発信したい。

完璧に伝えようとするから難しくなる。

何が自分の琴線に触れたのか、どうしてそう感じたのかを細分化して伝えることだけ意識すればいい。

これまで自分の「好きなこと」や心境について、好き勝手書いてきた。

どれだけ「自分の言葉」を残せるかが「価値」になる。

人に分かりやすく伝える努力と同じくらい、「自分の言葉」で伝える努力も大切にしたい。



なんと10月限定で、赤福でも「栗餅」売ってました(笑)。

いつか食べてみたいです。

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また下記の有料記事もぜひお読みください。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


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はるき
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