OLIOと食品ロス〜革新的フードテックスタートアップによる食品 ロス問題への挑戦〜
こんにちは、はるきです。
8月15日(火)に第2回目のフードテックセミナーを開催いたしました。
こちらの内容をブログでもご紹介させていただきます。
タイトルは
『OLIOと食品ロス〜革新的フードテックスタートアップによる食品 ロス問題への挑戦〜』
●本日のセミナーの目的と狙い
ーフードテック業界についての理解を深める
ー革新的なフードテックスタートアップ、OLIOについて学ぶ
ーOLIOの技術と食品業界への影響を理解する
ー食品ロス問題、食料危機に興味、関心を持つ
ーフードテックが食品ロスとサステナビリティの問題をどのように解決できるかを学ぶ ーOLIOのアプリがどのように食品ロスを削減できるのかを理解する
1. フードテック業界に携わりたい と思ったきっかけ
●きっかけは飲食店で務めているとき
ー私は当時店⻑を務めており、廃棄の多さに驚いた。特に曜日によっ
て、天候によって廃棄量も増える
ー廃棄業務にしている中で「もったいない」と毎回感じる
ーそれがきっかけで食品ロスに関心をもつ
ーそこから「フードテック革命」という本に出会いフードテック業界を初めて知る
ーさらに、ブログの執筆する中でフードテックに携わり食品ロス削減に取り組みたいと 思い転職を決意
私もフードテック業界に携わり食品ロス削減に携わりたい!
2. 現状の食の課題
世界の食品ロスの現状
●世界には食品ロスが25億トンあるとされており農業での食品ロスが最も多い
●これまでは食品ロスは13億と言われており特に農場段階での食品ロスが軽視されていたのではないかと思う
●農業段階での食品ロスは廃棄の測定が難しくブラックボックス化しているので、これらの数字よりも多くなる可能性もある
日本の食品ロスの現状
●日本の食品ロスは年々右肩下がりになっているが食品ロスの算出方法や環境省の方からの意見によっては数字が正しいか分からない
●今年の日本の食品ロスは523万t
ー家庭系食品ロス244万t
ー事業計食品ロス279万t
●1年間で一人当たり41kgと一日113g(茶碗一杯分)の 廃棄量
●食品ロスが起きる理由としては、「食べ残し」、「直接廃棄」「3分の1ルール」などがあり、 それらをなくすために「食品ロス削減推進法」 「食品リサイクル法」などがある
日本の食料自給率
世界の食料自給率
日本の食料自給率が低いのか?
●日本は食料自給率をカロリーベースで考えている
ーカロリーベースではなく生産額で見る
ーそもそもカロリーベースの食料自給率の数字はあてにならない
→食料自給率の計算方法では、戦争が起きた際に輸入と輸出ができなくなるので食料自給率は100%になる
●食料自給率を低く見せている
ー農林水産省が農業の補助金や高い関税が必要であると思わせるためにわざと低い数値を見せて予算獲得のため
●国際交渉で、米価格の維持のため低関税の輸入枠の拡大による食料自給率の低下 ●減反政策による米の生産量の低下
減反政策
●減反政策とは
ー農家に補助金を出して、米生産を減少させて価格を引き上げれば農家の売上高増加になる政策
●農家への補助金は3500億円で、米価の上昇という負担もしているのでダブルで納税している
●売上によって販売手数料収入が決まるJA農協が儲かる
ーJA農協は、銀行業と他の業務の兼業が許された日本で唯一の特権的な法人である。減反に よる高米価で米産業に滞留した零細な兼業・高齢農家は、農業所得の4倍以上に上る兼業. (サラリーマン)収入や2倍に当たる年金収入などを、JAバンクの口座に貯金した。莫大な 農地の転用利益もJAバンクの口座に入った。こうしてJAバンクは、貯金残高100兆円を超 す。日本上位のメガバンクに発展した
●有事が起きた際には輸入が止まり、日本国民の半数は餓死すると言われている すべての日本人が餓死しないためには1600万tの米が必要だが減反政策によって700万tしかない
●食料安全保障とは真逆の行動をとっている
ー食料生産を増やすには減反政策を辞める
ー日本が1600万tほど米を生産できるので700万tを国内消費、900万tを海外に輸出をすることで 貿易収入の拡大と人口増加による食糧不足の助け、日本の食糧安全保障につながる
各国の米生産量の推移
国内生産量の内訳
日本の問題点
●どの国も主食である穀物を減産していない
ーその中でも日本は1970年以降から減産しており異常な例外である
ー中国、アメリカ、インドも1960年以降の米の生産を3倍以上、世界全体としても3.5倍の増加
●日本の食料増産を目的として終戦時の900m万tから1967年に1400万t超え
まで米生産を拡大させたが50年間で半減して700万tを切っている
ー農政が主導した減反政策が理由
●日本は戦中戦後を通じて人口が7200万人で米生産は900万t、農地面積は600万haでも餓死が生じた ー現在の日本では人口が約1億2000万にいるのに米の生産量と農地が下回ってる
●日本が有事の際、シーレーン(海上交通路)が破壊されれば輸入ができないので半数が餓死する ー食料の輸入だけでなくエネルギーの輸入もできなくなるので農業に使っている機械なども使えなくなる ー物価高騰ではすまない
3. フードテックのテクノロジー
フードテックとは?
「Food」と「Technology」を合わせた言葉です
最新テクノロジーを活用してあらゆる食の問 題を解決していくこと
フードテック企業の紹介
陸で魚を養殖する陸上養殖
●掛け流し式
水槽を海から近いところに設置して、海水ポンプで継続的に取水して水槽に入れ、 汚れた水を排出する
→管理はしやすく災害にも強いが、ウイルスや細菌が入り込む
●閉鎖循環式
人口的な海水を水槽に入れ、循環させながらろ過槽で循環して利用
天然の海水を使用しないので、ウイルスや細菌などの恐れもない
病気になりにくいので抗生物質なども必要なく、健康な魚を提供できるの
で、近年注目されている
→初期投資、電気代、設備維持費などの多くのコストがかかる
●陸上養殖ならではのメリットして、寄生虫のアニサキスが侵入しないということである
まるでSFのような技術「3Dプリンター」
●3Dプリンター技術が注目されている背景としては、カスタマイズ性や特別なニーズに対応が可能だか らである
● 食物アレルギーや特定の栄養ニーズを持つ人々のための特別な食事を作るのに役立つ可能性
●高齢者や嚥下困難のある人々のために、食べやすく調整された食品を提供する方法としても考えら れる
●3Dプリンターされたものとしてはチョコレートやハンバーガー、ゼリーなどがある
未来の食卓を変えるキッチンOS
●「買い物」「レシピ」「調理」の一連の行動をデータで繋ぎDXを進める。
●レシピを探す際に「たくさんレシピがありすぎてどの調理器具を使えばいいのかがわか らない」「どれくらいの火力で何分焼けば良いのか異なる」などもう少し詳しいガイドが ほしいといったニーズに応えるのがキッチンOSで調理家電がアプリケーションと連動し て自動で動き始めるのでプロが作ったのと同じになる
●企業側としても消費者の好みやアレルギー頻度なども蓄積できるため個人合わせた サービスや開発が可能となる
フードテックテクノロジー活用により解決できる問題
食品廃棄、環境問題
▷ 食糧廃棄は深刻の問題であり、食品ロス削減アプリやアップサイクル、冷凍技術による鮮度 を保てる期間を長くして食品ロスの削減
▷ 食品を廃棄する際、家畜を育てる際に家畜から 出るゲップを代替肉や培養肉により飼育頭数を 減らし環境への負荷を少なくする
人口増加による食糧不足
▷ 今後世界の総人口が100億人になると言われ ており、食糧不足の問題が深刻化する
▷ 特にタンパク質不足が考えられ、代替肉や 昆虫食などが一つの解決策となる
人手不足
▷ 第一次産業や飲食、製造などに関して人手不足で ありそれらを解決するのが、調理ロボットや配膳 ロボット
宗教的、ベジタリアン、ヴィー ガンの方への対応
▷ フードテックのテクノロジーにより、あらゆる方に食 の提供が可能となる。例えば代替肉の一つである 植物肉は植物由来なので肉が食べれない人でも 食べることができる
4. OLIOのインパクトとテクノロジー
OLIOについて
●設立 2015年
●創設者 テッサ・クック,サーシャ・セレスチアル=ワン
●従業員数 約160人
●使命 家庭内の廃棄物を減らし、人々がよ り地元で持続可能な方法で消費する
のを助けること
OLIOのビジョン
2030年までに10億人のユー ザーを獲得する
OLIOのアプリとその機能
●OLIOアプリとは
ー地域社会や家庭で生じる膨大な量の食品ロスを解決するアプリ
アプリの仕組みは簡単でユーザーは、食品の写真を撮り、説明文と指定の待ち 合わせ場所を補足して、アプリ上にアップロードする。近隣住民はその投稿を 見て、欲しいと思ったアイテムを投稿者に通知し、投稿者が承諾したら、指定の場所 に受け取りに行く仕組み
●ユーザー数
ー700万人(イギリス以外でも半分のユーザー数を獲得)
●導入国
ー63カ国(アメリカ、シンガポール、アイルランド、メキシコ、アルゼンチンなど)
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OLIOアプリでは何ができるのか?
●できること
ーシェアするための操作は非常に簡単
ーシェアできるアイテムは食品だけでなく日用品や自家製の料理の提供も可能 ー完全無料で食品のシェアを行うことができる
ー近隣の方に頼むこともでき、貸すこともできる
(庭を掃除するために芝刈り機を貸してほしいなど)
ーユーザーが自身で食品ロスを防ぐための知識やレシピなどといったこと を投稿することも可能で一つのコミュニティ作りにもなっている
OLIOアプリ内(写真)
無料の仕組みとビジネスモデル
●無料の仕組み
ーOLIOのアプリは販売手数料がかからない
●どこでマネタイズしているのか?
1,プレミアムサブスクリクション
ーリストのマップビューや特別なサポータープロファイルを含む追加機能のアクセス
2,企業からの料金
ーOLIOと提携している企業の食品ロスになりそうな商品をアプリに出品し食品ロスを防ぐ ー企業は食品ロスの廃棄に費用がかかるのでその費用をOLIOに支払っている
3,自社ブランドの衣料品の販売
ー小さな収益源であるが、オンラインでの衣料品の販売ー主にマーケティング戦略として活用
他社との比較
●他社との比較をした際に、手数料を設定してビジネスが成り立っていることがわかる ーそれ以外の企業も手数料を設定している
ー手数料から収益がないので、ユーザーは気軽に始めれるが現状赤字である
ー資金調達での穴埋め
●CtoCの場合は完全無料だが、BtoCの場合は企業から本来廃棄費用にかかるお金をもらっている
ー提携店舗の拡大もしくはユーザー数を数千万人〜数億人獲得しないと利益が出ないのでは?
Food Waste Hero Progrem
●Food Waste Hero Progremとは
ー企業や事業者は「食品ロスゼロ」を達成するために売れ残ったり、余ったりした食品を 提供当社に登録しているトレーニングを受けたボランティアがそれを引き取り、アプリを 使って必要な人に再配布するプログラム
ー Food Waste Hero Progremには企業や事業者から売れ残ったり、余ったりした食品を 回収してOLIOのアプリ上に出品する「Food Waste Hero」という有志のボランティア が 80,000人ほどいる
なぜ、ここまでボランティアが多いのか?
人との繋がり
●コロナ禍によって外出の禁止やロックダウンなどによって人との関わりがシャットアウトされると 人との関わりを持ちたいと思う欲求が顕在化して、OLIOのユーザー数が200万人から400万に増えた
●特にOLIOユーザーが増えている要因としてはボランティアによる活動であり口コミによってここまで 認知されている
ボランティアの具体的な活動
サスティナブル
●コミュニティを形成する上では共通の価値観・目的意識(=Purpose)が必要。OLIOは「フードロス」「サスティナビリティ」など多くの人が共感するテーマをキーワードに強いコミュニティを築いている
●ボランティアの方々が自分がどれだけの食品ロスや二酸化炭素の削減に貢献できたのかを数字として表示している
● Food Waste Hero Progremで自分が企業に食材を受け取りに行った場合、その10%を受け取ることができコロナ禍で職を失った方や経済的に苦しい方の助けにもなっている
●他社の類似サービスは、安くてもいいから余った商品を売り切りたい企業と安く商品を手に入れたい顧客との間で成立し、ビジネス要素が非常に大きい
●OLIOは、一部のマネタイズを除いてすべて無料のサービスであり、その核には「食べ物を捨てるのはもったいない、食品ロスを減らしたい」という 共通の信念を持っている
ローカル
ー地元だからこそ、気軽にOLIOについてシェアすることができOLIO側も写真のような宣伝ポスターも作成しており、学校や職場で宣伝できるので食品
ロスに関心のある人でコミュニティが形成される
ーコロナ禍により、突然地元の狭い範囲での生活を余儀なくされることとなり、地域で余った食材を協力し合って消費し、食品ロス削減に取り組むことで、OLIOが築いてきたローカルコミュニティの絆はさらに深まる
ーOLIOのユーザーは共有を通じて、40%の人が新しい友人ができた
累計資金調達
資金調達とその目的
● 「Food Waste Hero Program」の拡大
ー提携しているサポーター企業がいるサービスに磨きをかけるための人員拡大
● OLIOのサービス拡大の人員確保
ーOLIOは現在ボランティアの存在が非常に大きいので社員としての雇用を行う
● 累計赤字の埋め合わせ
ーOLIOのビジネスモデルは取引が発生した際の手数料がなく、主な収益としは「FoodWasteHeroProgram」による企業からの収益で必要経費の 3 0 % ほ ど で 大 き な マ イ ナ ス である
● 1 0 億 人 達 成 に 向 け て ユ ー ザ ー の 獲 得
OLIOの事例①
●何万人もの「食品廃棄物ヒーロー」ボランティアが、テスコと主要な無料共有アプリOlioとの先 駆的なパートナーシップのおかげで、3000万食以上の食事が無駄になるのを止めた
OLIOの事例②
●Olioの無料共有アプリを使用している約1,800人のボランティアの努力により、過去1年間にアイ ルランドのゴミになる予定だった約33万食が救われた
●「食品廃棄物の英雄」として知られるオリオのボランティアは、アプリのパートナーであるテスコアイ ルランドから131トンの余剰食品を収集し、全国に再配布した
OLIOの事例③
●資金不足で困っていた学生がOLIOを使うことで、1ヶ月の食費を5ポンド(約900円)まで抑えることが できた
●今では彼女は卵、ヨーグルト、ケチャップなど、アプリにあまり出てこないものしか買わない
5.OLIOと類似する企業
Too Good to go
Too Good to goについて
●設立 2015年
●サービス
ーお店の食品ロスになりそうな食材を廃棄せずにアプリで安くで販売する
●ビジネスモデル
ーToo Good to goでは商品を“Magic Box”と呼んでおり、何が入っているのかは受け取 るまでわからない仕組み
ー販売価格としては2.99ドル(約400円)~5.99ドル(約800円)となっており、通常価格の 1/3程度で商品が買える
ー注文される毎の手数料→1,79$(約240円)ー
年間管理費→年間で89$(約12,000円)
●ユーザー数
ー7,500万人以上
●提携店舗
ー90,000店舗以上
ー1億食以上の食品ロスに貢献
Magic Boxの中身
Karma
Karmaについて
●設立 2016年
●サービス
ーお店の食品ロスになりそうな食材を廃棄せずにアプリで半額で販売する
●ビジネスモデル
ーお店側がkarmaに出品して、取引がされた際に手数料が発生 (どれくらいの手数料かは不明)
ースマート冷蔵庫の設置を行い無人の受け取りも可能に
●ユーザー数
ー140万人以上
●提携店舗
ー9000店舗以上
ー1,200tの食品ロスに貢献
スマート冷蔵庫
OLIOの現状の課題
●収益性がなく、資金が足りていない
ー1番の収益源である「Food Waste Hero Progrem 」からの収益は会社の毎月の費用の30%も 満たない
ー資金調達で穴埋めしている
ー企業側に収益性がなく、企業が食品廃棄を自分たちで管理する方法を見つけたり、他の ソリューションを選択する可能性
●品質管理
ー OLIOのプラットフォームでは、個人が食品を共有する。これは、食品の品質と安全性を一貫 して保証するのが困難であるユーザー間で直接取引が行われるため、OLIO自体が品質を管理 することは難しい
●スケーラビリティ
ーOLIOのビジネスモデルは、ユーザーとボランティアの地元コミュニティに強く依存している しかし、新しい地域に展開するたびに、ユーザーベースとボランティアネットワークをゼロから構築する必 要がある。これは時間と資源を必要とするため、急速なスケールアップは困難かもしれない
解決策
●収益源の多様化
ー企業からの収入に加えて食品廃棄の問題を解決するためのコンサルティングや エデュケーションサービスを提供する
●食の安全性のガイドラインの提供
ーユーザーが安全に食品を共有できるように、食品安全に関する明確なガイドラインを提供する ユーザーが食を共有する際にアプリ上で食の安全性のガイドラインを確認した上で提供する ーユーザーフィードバックシステムの導入を行い、ユーザーが品質問題を簡単に報告できるシステ ムを設け、問題が発生した場合は迅速に対応
●地元パートナーシップ
ー地元のNGO、自治体、企業とのパートナーシップを形成し、地域のネットワークと知識と地域性 の理解を深める
ー地域コミュニティの活性化を図るため、ユーザー間のコミュニケーション を促進する機能を追加 したり、地域イベントを開催したりする。これにより、ユーザーがOLIOを地元のコミュニティツー ルとして使うインセンティブを提供する
OLIOを日本で実施するための課題
●日本でOLIOのアプリは導入されており使えるがユーザーがいない ーOLIOのアプリは英語とスペイン語して対応していない
●文化的な課題
ー他人からもらった食べ物に抵抗がある
ー衛生と品質に高い基準がある
●ユーザーからの信頼と継続率の維持
ー日本にもOLIOと似たサービスがあるので具体的に何がどう違うのか? ー新規ユーザー、ユーザーを継続することのインセンティブの明確化
●OLIOを導入する企業はOLIOが食品ロスになりそうな商品を引き取ってくれ、 廃棄する際のコストを削減できるが企業に取って食品ロスがなくなるが利益がない ので企業も受け入れがたい
OLIOが日本で成功するためには
●日本人は他人から食べ物をもらうということに抵抗があるのでまずは、スーパーや地元の企業、非 営利団体、政府機関とのパートナーシップを築き、OLIOの認知度を高め、信頼性を確立する (その際は無料で行う)
ー特に個人店ではなく、大型のスーパーや、チェーン店の規模の大きい企業と 提携して食品ロスに努める
●言語を日本も選べるようにする
ー日本には東京や京都を中心に外国人も在住しているので日本でも英語の他に韓国語、中国語 なども使えるようにする
●SNSマーケティングの活用
ー食品ロスに関する投稿以外にも、食材のレシピや保存方法、OLIOからもらった食材で何かを作 るなどと行った役立つ配信を行う
ーインフルエンサーとのコラボ
(20代から40代の女性がターゲットになるので、その方々に合わせた人物)
OLIOの未来、ビジョン達成に向けて
●パートナーシップの拡大
ー既存の食品供給業者や大手スーパーだけでなく新たなパートナーとの提携する 例えば、大手食品製造業者やレストランチェーンなどとのパートナーシップを通じて、 より多くの食品をOLIOのプラットフォームに導入することが可能
●英語、スペイン語のビジネスの拡大とアジアへの進出
ー現在のターゲットとしてはヨーロッパが中心ではあるが、全人口の6割が住んでいる アジアへの進出。(特にインド、中国)
ーその際にその国の文化や宗教、歴史を理解が必要
●更なるコミュニティ化によるユーザーの囲い込み
ー熱狂的なファンを作り、口コミや自動的にオンライン上でOLIOの宣伝をしてくれる。 ー更にはユーザー同士でのコミュニティ形成による孤食の改善
ー食品廃棄問題の認識を高めるために、教育プログラムや啓発キャンペーン を実施を行いユーザーのOLIOに対する関心と参加意欲を高め無料ユーザー を有料ユーザーに移動させる
6. 参考図書、ブログ
参考図書
フードテック業界を理解するための必読本
●フードテックを学ぶために必ず読んでおきたい一冊
● フードテックには培養肉、ゲノム編集、陸上養殖、キッチンOSなどといっ た様々な領域があり、食におけるどのようなことが解決できそのテクノロ ジーでどのような未来になるかが理解できる
●目次
ー 第1章 今,なぜ「フードテック」なのか
ー 第2章 世界で起こるフードテックイノベーションの全体像
ー 第3章 With & アフターコロナ時代のフードテック
ー 第4章「代替プロテイン」の衝撃
ー 第5章「食領域のGAFA」が生み出す新たな食産業
ー 第6章 超パーソナライゼーションが創る未来
ー 第7章 フードテックによる外食産業のアップデート
ー 第8章 フードテックを活用した食品リテール進化
ー 第9章 食のイノベーション社会実装への道
ー 第10章 新産業「日本版フードテック市場」への創出に向
けて
未来の食と農業はどのようになっていくのかが分かる
● 今後、日本の農業は求められくるからこそ何を準備しておき
食のニーズの多様化にどう対応するのか
● 今後の農業のあり方が学べる
●目次
ー 第1章 農業を取り巻くマクロエコノミクスの変化
ー 第2章 農家の未来を変える技術革新
ー 第3章 政策・規制の変化が農業に及ぼす影響
ー 第4章 食習慣・食生活の変化
ー 第5章 農業ビシネスをリードする上流プレイヤー
ー 第6章 世界の訪れる消費者ニーズの変化
ー 第7章 代替品・代替手法の登場
ー 第8章 新規参集プレイヤーの台頭
ー 第9章 日本農業に期待される新たな手法
ー 第10章 日本農業のポテンシャルを最大限に発揮する
日本で起きる食料危機についての理解が深まる
●日本の食料危機の真実が理解できる
●日本の食料自給率は利権によって操作されており、食料自給率向上とは真逆の行動をしている
●目次
ー 第1章 食量とは何か?
ー 第2章 貿易から見える世界の食料事情
ー 第3章 真実がゆがめられた日本の農業
ー 第4章 ”食料自給率”というまやかし
ー 第5章 持続可能な日本の水田農業
ー 第6章 食糧危機を作る農政トライアングル
ー 第7章 食糧危機説の不都合な真実
ー 第8章 日本が飢えるー餓死者6000万人
Note フードテックブログ
●これまでの執筆したブログ
ー「食」で世界を変える今注目のウードテック
ー 肉不足を救う第4のお肉「代替肉」とは!
ー 歴史から読み解く、代替肉の未来
ー 食糧危機を救う「培養肉」
ー 動物の細胞が世界を救う
ー 細胞培養の最前線「培養レザー」
ー 私達が知らない「残酷」な動物の育てられかた
ー 今注目「昆虫食」とは
ー 「食」の未来で何が起きているのか
ー フードテック革命
ー 世界の食品ロスの現状
ー 日本の食品ロスの実態
ー 「仮想水」という考えた
ー 未来のレストランの形「自動機3.0」
ー 外食産業救世主「フードロボット」
ー 私がフードテック業界に携わりた理由
ー 使っていますか?食品ロスアプリ・オンラインマルシェ ー 世界の食品ロスを減らす「Too Good to go」
ー 持続可能性を再定義する食品アプリ:ビジネスと環境への影① ー 持続可能性を再定義する食品アプリ:ビジネスと環境への影響②
Instagram ID harukibook09
最後に
今回の内容についての感想、発見、質問等をぜひharukisoccer0923@gmail.comまでお送りください
今日の資料をお送りします
できれば、Gmail、Yahooメールなどがよいと思います。
1. 感想、発見
2. ご質問
3. 今日から何を取り組むのか
4. それ以外何でも
お気軽にご連絡いただければと思います
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