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■BLUE PROTOCOLの思い出を語る Extra編


◆はじめに

・・・・・・・。

心にぽっかり空いた穴からこんばんは。
2025年1月18日22時2分頃、BLUEPROTOCOLのサービスが終了しました。
前編後編でブルプロの思い出は語り尽くし、も~う何もないだろうと思っていたのですが、サービス終了後の喪失感は尋常ではなく、何をするにもブルプロの事を考えるぐらいには重症だったので、軽くではありますが最後に語りたいと思います。よろしければお付き合い頂けると幸いです。

◆最後のアップデート

12月にメインストーリーの追加、新マップ、レベルキャップ解放などの大型アップデートがありました。
懸念していたレベル上げについては、運営が用意したアイテムで上限レベルに達する事が可能で、コンテンツ消化に集中して励む事が出来ました。
それでも約1ヶ月という期間で新コンテンツの消化をし、それを堪能した後の心の整理をするには、あまりに短すぎる時間だったと個人的に思います。

ずっと欲しかったアンダーリムの眼鏡が追加されてる事にサ終1週間前に気づく自分

◆メインストーリー

最強の敵として立ちはだかるヴォルディゲンとの決着もつき、サービス開始からほぼ囚われていたティリスも救出し、最後はエーリンゼ様の笑顔からパンアップと、現状の問題についてはひと段落ではありましたが、様々な設定と謎は謎のまま終わってしまいました。

推しのエーリンゼ様

ですが最終章、ブルプロのメインテーマを使った歌は個人的に熱く「歌は世界を救うんだな」とか、「この曲はパワーあるな」などの高揚感はたしかに感じる事が出来ました。
「主人公達の冒険を途中まででも見せる」という意味では個人的に満足でしたが、出来る事なら登場人物達の今後を一緒に見ていたかったと残念にも思いました。設定資料とか小説が欲しい…!

このユーゴで笑わなかった人いるのだろうか

◆世界の終焉間際に感じた事

世界が終わる前の残り数日、アステルリーズで世界を感じていたり、NPCと最後の会話をしながらSS撮影など、中途半端にならない範囲でやり残しのないように過ごしました。

時の流れを感じられるこの場所が結構好き

そしてこの期間、心にノイズとして残っていたとあるイベントから、自分自身に異常が発生します。
最後のメインクエが終わった後に発生するキーキャラクエスト「未来への約束」
ストーリー上、フェステの下僕(相棒)として常に行動を共にした主人公。
このイベントは、いずれ主人公がどこかに行ってしまうのでは?と不安になるフェステに、「例え離れても、ちゃんとフェステのところに戻ってくる」と答え、良き相棒として再確認するイベントになります。

「未来への約束」のイベント画像

ですがよく考えてみると、我々プレイヤーはサービスが終了するともうフェステのところに戻ってくる事が出来ません。
自キャラも消えてしまう、何なら待ってるフェステも消えてしまう。
良いイベントなのに叶わない約束。実装された時期が時期だけにとても心を抉るイベントとなっていました。

フェステ、約束守れなくてごめん

このイベントが印象に残り、そこからサービス終了日が近づくにつれ、アステルリーズにいる住人からの「また来てください!またのう!」というボイスや、何気ない会話が妙に心を抉る状態となりました。

イマジン研究所のおじさんお世話になりました

作られたキャラ、配置された役、プログラムのデータだとしても、その世界の住人に変わりはなく、サービスが終了すると皆もその役目を終え、誰にも観測される事もなく消滅してしまいます。それが悲しくなり辛くなりました。
今回の件で、前編のnoteで語っていた「人(プレイヤー)と同じ時間を共有出来るブルプロの世界が好き」という感情にいつのまにか「この世界にあるものが好き」がプラスされている事に気づかされました。BLUEPROTOCOL…恐ろしいゲームだ。

世界好きすぎる

オフラインゲームの場合、好きな時にそのゲームをプレイ出来るのでそんな事もないのですが、オンラインゲームや昨今のソーシャルゲームには二度と遊べずに「消滅する」という現象が付き物なのだと再確認させられました。

中国にて、スターレゾナンスとしてブルプロのグラフィックを使用しての新生も控えておりますが、仮に見た目の同じマップやNPCが存在しても、ブルプロの世界に存在したものにはもう出会えない。
ありがとうブルプロを彩ってくれたマップやキャラクター達。

おじさん、さよならだ

◆サービス最終日

最初に訪れるフィールド、アステリア平原から最後のグランヴィル氷界までSSを撮りながら思い出に浸り、冒険の始まり、そして終わりでもあるアステルリーズに戻った後は景色を眺めたり釣りをしたりと、今までの数日間と同じく最後の世界を満喫していました。

凝った小物もあってとても良い

色々なプレイヤーが同じように景色を見ていたり、ギルドメンバーで集まり最後の交流をする光景を遠くから見ると、どこか哀愁や儚さを感じました。

通りすがりに見る事が出来るプレイヤー達の光景

自分もギルドに入っていたら、こういうエンディングも迎えられたのかと思いましたが、もっと情緒が壊れたらとんでもないのでこれで良かったのだと思います。

そして最後の時間が訪れます。
空は暗くなり夜を迎え街灯や照明が我々を照らし「もうこの夜は明けないんだ」と悲しさのピークを迎えます。そんな中、サービス終了間際に花火が上がりそのままフィナーレを迎えられたのは、運営の粋な計らいだったのでしょうか。

サービス開始を朝と例えるなら終了は夜。これもまたロマンティックな終わり方なのかもしれません。

サービス終了後のキャラ選択画面

サービスが終了しキャラ選択画面に戻された後に「ご自身でゲームを終了させてください」と表示されるこの一文。
システム上サーバーが落ちた際と変わらないので、この書き方で正しいのですが「自分の手でゲームを落とさなくてはいけない」というのは中々にくるものがありました。

◆最後に

サービス開始直後から長くはないと思いつつも、どこか惹かれるものがありプレイしていたBLUEPROTOCOL。
幕を閉じた後は、自分の心に多大なダメージを与えるぐらい心に残ったゲームとなりました。
あの世界にいたキャラクター、プレイヤー、サービス終了の最後まで頑張って開発を続けてくれた製作者様方、全てにありがとう。
ここまで読んでくれたそこのあなたもありがとう。
そして貴公らの旅に幸運が在らんことを!

分身であるハルケンス、お前もありがとう


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