■BLUE PROTOCOLの思い出を語る 後編
◆はじめに
アステルリーズ開拓局からこんにちは!
BLUE PROTOCOLの思い出を語る前編の続きという事で後編になります。
今回も短くまとめたつもりが長くなってしまいました……。
それでは誤字脱字諸々温かい目で見て頂ければ幸いです。
◆バトル関連の思い出
結論からいうと今はそれなりにゲームになっていて楽しいです!
サ終が決まってしまいましたが、現在のアクション部分はた…たぶん、遊べるようになっていると感じます。本当にこれからという時期に……。
ブルプロは低レベルで全てのスキルを覚え、レベルが上がる毎にスキルの性能が上がっていくという仕組みになっています。
最初のレベリングでは徐々に変化するスキルに気づく事が出来ず、レベル50になり初めて気づく事が出来ました。わかりづらい…。
戦闘中に使用出来るスキルは当時4枠で見ためもショボく、低レベル帯だと正直つまらない部類のアクションゲームだと感じました。
かなり粗はありますが、レベル50になるとそれなりには楽しめるようになっていたと思います。
更に楽しくなる要素として、スキル性能が変化するαスキル、βスキルというものがあり、入手する事により戦闘がどんどん面白くなっていきます。
面白くはなるのですがそのαとβには大きな問題があります。
αはアドボから入手出来るアイテムを、NPCに渡す事で習得する形式になっており比較的どうにかなるのですが、βはミッションをクリアした際に装備中のスキル内から、抽選で低確率ドロップするという仕様でこれがかなりの渋さ!
サービス開始1ヶ月ぐらいでドロップ率のテコ入れがされましたが、それでもまだ低い印象でした。楽しくなるまでの道のりが長いのはユーザー離れにも繋がりますし、とても難しい部分だと思います。
一応現在はレイドミッションでポンポン落ちるので、比較的集めやすくなったとは思います。1度に4つゲット出来たりもしますし。
4枠スキル構成でもそこそこ楽しめていたのですが、しばらくしスキル枠が倍の8枠になりました。
スキルをポチポチし続けるだけで、ただ忙しくなるだけなのでは?と不安でしたが、8枠になった事でスキルのシナジーや戦い方のバリエーションも増え結果的に楽しくなったと感じました。
4ヶ月ペースでレベル上限も上がっていき(ペースが早すぎる)レベル80にもなると色々とスキルも強化され、職の個性も出てアクションゲームとしてそれなりに遊べるようになったと個人的には思います。
ですが半年近くもモンスターがフリーズする不具合があり、これがゲームとしてどうしようもない状態で大問題でした。最後の方はプレイヤーまで止まる始末。半年も不具合を放置してるのを見ると、根本的にどうしようもなかったのかなと。皆よく遊んでたな……。
◇職紹介
職は全部で7つあり、その中で自分がよく使う職の特徴や面白い点など紹介出来ればと思います。
思い出とは脱線しているので飛ばして頂いても問題ありません。
■イージスファイター
剣と盾を装備した、ポピュラーなタンクの職業になります。
80になりグレートガードという敵の攻撃をパリィをすると、ハリセンで叩いたような気持ちの良い音と共に、カウンターをする技が追加されかなり楽しいです。
シールドダッシュという盾を構えてダッシュする技も見ためが面白く好きです。
1周年記念のアップデートにて武器のレアスキルが追加され、必殺技を使用した際、効果範囲内で倒れている仲間を全員復活させるフルリザレクションというスキルが追加されました。
これが高難易度系でかなり役に立っていたのもあり、ボスのタゲを取り、攻撃に合わせカウンターもし、強攻撃にスタンもさせ、ピンチには仲間も救えるというタンク職らしい動きも出来てとても楽しい職だと思います。
■ツインストライカー
両手に小ぶりの斧を持った火力職になります。でかい斧を両手で担いだ方が格好良いだろ!何でこんなマイナーな武器を選んだんだ!
ですが、スキルの派手さと性能でかなり爽快感があります。
目を引くのは、HPを犠牲に大ダメージを出すデスペラードというスキル。
イグニッションβ、ブラッドアックスβと合わせて使う事によりとんでもない威力を叩き出してくれます。
パーティのバフやバトルイマジンで盛りに盛った時の威力は凄まじく、高難易度では必ず席がある職というイメージ。
その代わりこのデスペラードというスキル、威力に合わせてHPを消費する仕様で、バフを盛って撃つとHPが1になり瀕死状態になってしまいます。
攻撃を外してもHPが消費されるので、スキルをキャンセルするか、撃った直後はどうするかなど、かなり繊細な職だと思います。
■スペルキャスター
魔法遠隔職。火雷土氷の属性を操る。
高難易度、アドボ埋めで大いに約に立つ職。
人口が多いと感じる職業だと思います。魔法職人気!
実際便利、簡単、強いの3拍子が揃っているイメージ。
レベルを上げてからこの職でアドボを埋めているのですが、近接職でやってた頃に比べるとめちゃくちゃ早く終わります。ありがてぇ…!
1周年記念で追加されたエネミーラッシュでも、スペルキャスターの有無で殲滅速度が変わるのでいてくれると助かる職だと思います。
近接をやっていると、パーティやタンクに近づいてモンスターをまとめなさい!!と思う事もありますけど…!
レベル50時はアイシクルだけを撃っていれば良いイメージはありますが、80になると各属性それぞれ使えるスキルになっているので、遊びの幅は広がったのかなと思います。
■ヘビィスマッシャー
ハンマーの先端が玉のようになった武器を担ぐ職。かつての王。
モンスターの集敵がメインで、サブタンクのような動きも出来ます。
レベル50の時だけ使用していたので情報が古いかもしれません。
他の職が強力なスキルを貰える中、ヘビィスマッシャーはレベル50からあまり変化がなく、環境に置いていかれた職というイメージがあります。フリーズの影響で放置されたいたのかもしれませんが…。悲しい。
ロックボディでスーパーアーマーになった後、ダストボルテックスでグルグル回りながらモンスターを集めます。玉の仕事は以上です。(え?
スタン技だったり、オーバリロードでスキル威力の強化は出来ますが、やはり他の職と比べると……とは思ってしまいます。悲しい。
■ブリッツランサー
槍を持ち、炸・虚・絡の刻印をモンスターに付与し、それを起爆して範囲ダメージを出す近接職。近接ならツインストライカーを出せと言われてしまう不遇職。
βスキルで性能が化けるものが多く、スタート地点に立つまでが遠い職業。モンスターがまとまっていると、範囲火力がそれなりに出て楽しいのですが、それでもツインストライカーの方が良いと思ってしまうレベル。
βスキルで周回していた巨竜の爪痕のモンスターは、攻撃が外れやすくなる暗闇デバフを付与してくるので刻印が付かない事が多く、また当時の刻印は他のランサーと共有で誰かが起爆すると刻印が消え、自分が発動したいタイミングで爆発しないなど、ストレスが多いイメージでした。
自分はまだβスキルが揃っていないので、本当のブリッツランサーを拝めていないのですが、果たしてサ終までにお目にかかれるのか!?
残り2職はレベリングで触っただけなので簡単に。
■ブラストアーチャー
弓を持った遠距離サポート兼回復職。弓のヒーラーはたまに見かけるのですがどこ発祥なんですかね。
ブルプロのバトルシステムで重要な、属性蓄積値を溜め高火力が出るバーストを起こしやすくする重要な職業だと思います。上手い人が使うと凄いありがたい職だなと感じます。
高難易度で1人はいると助かる!大勢いると火力不足になる!イメージ。
■ビートパフォーマー
アンプを設置しギターを奏でながら、パーティメンバーの回復やバフを与えるサポート職業。
アンプの方が火力が高くプレイヤーはおまけでアンプが本体。
移動が多いゲームで、アンプを毎回設置し直さなきゃいけないなど、結構面倒臭さはあると思います。
必須職業のイメージはないので、サポートではブラストアーチャーの方に軍配が上がりそうですが、どうなんでしょうね……。
◆ダンジョンの思い出
コピペダンジョンが多く、お世辞にも良かったと思えるものは少ない印象です。それでも印象に残っているダンジョンはあるので紹介出来ればと!
●激闘!巨竜の爪痕
現在はレイドにお株を奪われてはいますが、かつてのβスキル周回のメッカ。
ブルプロを遊んでる方の8~9割ぐらいは印象に残っているのではないでしょうか…?周回楽しかったですよね!(遠い目)
βスキル堀りの最高効率とされていたこのダンジョンは、モンスターも弱く事故も少なかったのでかなり賑わっていたと思います。
同じ人とパーティになると「お前まだ周回してたのか、頑張ってるんだな」「ごきげんよう、今回もよろしくお願いします」と妙な親近感が沸いていました。
●潜諜!バーンハルト城旧地下水路
ユーザー達から上級調査が簡単過ぎるという意見があったからなのか、それならばと運営が用意したダンジョン。
ユーザーの意見を聞き過ぎると良くないという例で、どこぞの14でも見たような記憶が…!どのゲームでもある事なんだなと。
当時あまりに難しかったので1回クリアしたきりで行かなくなってしまったのですが、モンスターの攻撃が痛い!HPが多い!制限時間が足りない!で単純にきつい印象がありました。
・清明浄域 祖霊の墓所
ハードモードの更に上になるダンジョン。
至る所にモンスターの強化装置があり、それを破壊しながらボスに向かって行きます。
コピペダンジョンとは違い、ちゃんと個性がある作りをしており、ボスも面白かったので周回がとても楽しかったです。
ボスのエルニゲスくんは、ボス単品という珍しいタイプ。
一定量ダメージを与えると強化装置がポップし、それを迅速に倒すのが一連の流れとなります。
・範囲を他の人の邪魔にならないように捨てる
・タンクがヘイトを取りつつ、危ない攻撃をスタンさせる
・火力職で装置を破壊しつつ、強攻撃を必殺技でキャンセルする
それぞれプレイヤーが対応すればちゃんと処理が出来るというのは、ゲームとして良くなってきてるのでは!?と感じました。今後はこんな感じでお願いします!→そしてサ終のお知らせへ…。
◆フィールドの思い出
このゲームの数少ない良いところの1つ!それは雰囲気。
最近のアニメ調グラフィックのゲームと比べると、少し色調が古いとは感じますが、それでも個人的に思い入れがありとても好きな部分です。
・アステルリーズ
この世界で一番作り込まれているであろうマップ。
複雑な地形から生成される路地裏や魅力的なスポットに味があります。
屋根が重なっていたり違和感を感じる部分もありますが、とても雰囲気が良い街だと思います。自分は大好きです。
各所に座れるスポットがある仕様は個人的には大事な要素だと思い、とてもありがたいと感じました。この世界にいるという意味でも流れゆく人々が見れてとても満足しています。
・アステリア平原
街を出て最初のフィールド。
新しい冒険へのワクワク感があります。
オーソドックスなフィールドではありますが、βテストから通い続けているので思い入れがあります。
たまに通ると初心者っぽい方が歩いていて、このゲームにまだ新規の人が……!と色々と考えてしまいます。
・リッツェ
滝や川が流れる水辺の村。
BGMも相まって落ち着きます。
のどかな村というと、上記のミンスターホルンと似ている部分はありますが、こちらは川や滝があり涼し気さを感じとても落ち着きます。
・緋染めの樹林
秋を感じさせる紅葉が美しいマップ。
夕日が綺麗。
映えスポットとして有名で、実装時にSNSでよく拝見した覚えがあります。
夕日が良く見える場所では近くにドゴルマン達がポップし、撮ってる方々を襲う事故が度々起こっていた印象です。
・ラウェハラ岬
水着で歩きまわりたくなるフィールド。
空中に魚が泳いでいたりと幻想的。
ビーチを意識したマップではあるのですが、実装当時は水着の復刻もなく勿体ないと思った記憶があります。夏を感じさせつつ涼しさもありで、とても良いマップだと思います。エルダーギルミーは許すな!(
◆まとめ
ブルプロは全体的に素材は良いのに調理方法が下手だったに尽きると思います。新規MMOが駄目だったというよりは、バグや不安定要素が多いブルプロが駄目だっただけなので、思い出を書けば書くほどこのゲームもっと色々やれたよなと考えてしまいます。
基本ソロかフレンドの2人で遊び、コンテンツは野良マッチングとカジュアルに遊んできた自分でも世界に入り浸れたのに、ブルプロでフレンドを作りギルドに入るなど、オンラインゲームの出会いや遊び方をしてる方々をSNSで見かけると悪い所ばかりではなく、オンラインゲームとして良いところもあったんだなと傍からみて感じました。
とりあえず、この世界の終わりの日までこのまま遊んでいこうと思いますが、サービス終了1ヶ月前にレベル上限解放やメインストーリーなど新規コンテンツをまとめて大漁投下してくるのは、本当にブルプロだなと感じました。年末年始で全部消化出来ると思っているのか!?
まだ行った事のないヴァリアントアリーナ、戦神の修練場など、攻略動画を見てるだけでも面白そうなコンテンツがあり興味はあるのですが、パーティを組んで突入が必須で、プレイヤーと交流する機会なんてない自分の状況ではあまりにハードルが高い……!いつものように勝手にマッチングする方式にしてくれ…!
という事で長々と語ってしまいましたが、読んで頂き本当にありがとうございました。
個人の感想で偏ってはいますが、少しでもBLUE PROTOCOLというゲームを感じて頂けたのなら幸いです。
また何か語りたいゲームが出てきた時にはよろしくお願い致します。
それでは、貴公らの旅に幸運が在らんことを!
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