
電気釜は使いません。
新婚旅行から帰った。
義母が
「電気釜は使いません」
と言った。
電気釜を使わずにお鍋でご飯を炊くという。
私はしたことがなかった 。
それから修業の日々が始まった。
昔は
竈門に火を起こして
薪に火をつけて
お釜でお米を炊いた
というのは知ってはいたが。
身の回りを見回してみれば。
電気洗濯機
電気冷蔵庫
電気掃除機
全て電気がつく 。
電気がなければ暮らしていけない。
昔は
これはなくても
みんな普通に暮らしていた。
お鍋でご飯を炊く。
お米を研ぐ。
ご飯を炊く前
少なくとも30分はお米を水に浸しておく 。
お鍋を火にかける 。
最初は 中火で
沸騰したら弱火 で10分
そして最後に 中火で10秒
火を止める。
10分 蒸らす。
外側の底から混ぜる。

今では義母に感謝している。
当たり前だと思っているものを
待てよ
と止まって考えるようになった 。
でもやっぱり易きに流れてしまう。
楽な方がいいもの。
何かが足りなくても
なんとかなるという自信はついた。
人生の先輩が身近にいて
私は幸せだったのかもしれない。
現代は核家族が多く
なかなか身近で
人生の先輩に出会えないのかもしれない。
私の周りでも
親と同居は少なかった。
人生の先輩から
生活の知恵を学ぶ。
先ず隗より始めよ。
地球沸騰化と言われる 今
節電や
企業努力の省エネ製品を使うなど。
昨夜の NHK のニュースで
企業努力により
インバーター使用の省エネエアコンは
50% 消費電力を
削減できるとのこと。
また
発電するガラス
発電ガラス
が実現したとのニュースもあった。
ガラスに発電する素材を印刷するとのこと。
以前の記事に書いた。
私のアイディア。
発電する傘
発電傘。
傘の部分で発電し
軸の部分で蓄電する 。
発電傘を世界中の人がさす。
電気の自給自足。
早く実現するといいな。
技術の進歩は日進月歩。
少しでも色々
考えて生活する。