風の精🍃
気がつけば俳句がそばにいつもあった。
東京の片隅で、東京の日常を綴る。
我が家の庭の植物の赤ちゃんたち。生まれて、育って、花を咲かせて、果実をつけて、そして土に還る。私たちを楽しませてくれる愛おしい植物たち。
昔或る男がいた 。 或る男からの絵葉書の切手いろいろ。
昔或る男がいた。 或る男からの絵葉書いろいろ。
地球温暖化ではなくて 地球沸騰化。 今年の夏は恐ろしく暑かった。 我が家の楓もまだ 緑っぽいまま。 いつも12月に入れば 紅葉しているのに。 柿も通常は12月に入れば葉はみんな落ちている。 今年はまだ 随分 葉っぱが木に付いたまま。 「COP28でも気候変動対策に消極的な国として、 国際的な環境NGOから4回連続 「化石賞」に選ばれた」とのことだ。 このままではいけない。 なんとかしなければ。 有機薄膜太陽電池 検索結果 「有機薄膜太陽電池は、 有機化合物を活用
散歩の途中で 自転車の前と後ろに子供を乗せて 颯爽と自転車を走らせる女性に出会った。 夢中で子育てをしていた時代を思い出した 。 ずいぶん遠くへ来たものだ。 静謐や子守唄なる秋の風 せいひつやこもりうたなるあきのかぜ
今朝庭のピーマンが赤く光っているのを発見した。 検索結果 「ピーマンが赤くなるのは、完熟した状態を表しています。ピーマンは通常緑色ですが、完熟に近づくにつれて果実がまだらに黒っぽく色づき始め、そのあと赤くなります。 ピーマンの完熟の過程には、次のような特徴があります。 緑ピーマンの収穫は開花後20日程度が目安ですが、完熟するには開花後50日程度かかります。 完熟した赤ピーマンは、緑色のピーマンと比べると、βカロテンは約3倍、ビタミンCは約2.2倍、ビタミンEは
気持ちのいい朝の散歩だった。 この歌を口ずさみながら。 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」 『古今和歌集』 藤原敏行 風爽か雲のパラソル何処までも かぜさやかくものぱらそるどこまでも
空と地と人も慟哭秋朝 そらとちとひともどうこくあきあした
子供が生まれた時に 夫が買い求めた鳩時計。 我が家で毎日鳩が鳴いている。 秋分の日に思う。 時計鳴る同じ日のなき秋一日 とけいなるおなじひのなきあきひとひ
やっと秋が来るようだ。 2023年の夏に 体温越えの最高気温に驚いた。 今年の夏は ニュースで 連日体温越えの最高気温を聞いて 驚くというよりもむしろ恐ろしさを感じた。 この先地球はどうなってしまうのだろうと。 東京では 9月に入ってからの 最も遅い猛暑日の記録を更新した。 2024年の夏を生き抜いた。 残したる記録と記憶百日紅 のこしたるきろくときおくさるすべり
夏惜しむ螺旋階段輝けり なつおしむらせんかいだんかがやけり
灯台の如く立ちたり花カンナ とうだいのごとくたちたりはなかんな
流れゆく行きずりの雨曼珠沙華 ながれゆくゆきずりのあめまんじゅしゃげ
昨夜東京は雨。 ピーマンが大きくなったので今朝収穫した。 以前NHKの番組で知ったのだが 植物たちも信号を出して情報交換をしているらしい。 ピーマンたちも 雨夜に語り合ったのだろうか。 忘れえぬ秋の雨夜の語り合ひ わせれえぬあきのあまよのかたりあい 雨粒や秋の苺に雨宿り あまつぶやあきのいちごにあまやどり
黒日傘全天青の中進む くろひがさぜんてんあおのなかすすむ
待つ時の弾む心や狗尾草 まつときのはずむこころやえのころぐさ
一休み夢諦めぬ秋の蝶 ひとやすみゆめあきらめぬあきのちょう
爆ぜぬ柘榴仮面で踊る乙女かな はぜぬざくろかめんでおどるおとめかな
紫蘇の実の仄かに揺るる庭の隅 しそのみのほのかにゆるるにわのすみ