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ガンバラナイけどいいでしょう
こんにちは、たまもです。
最近吉田拓郎がぶっ刺さってます。知らない曲を聞く度に、ああ、私の抱えている感情ってこんな名前があるんだ、とか、懐かしい人達を思い出したり、色々あります。皆元気にしてるかな。
初めて聞いた拓郎の曲って確か「結婚しようよ」だったと思います。ポップな曲調で明るい未来を歌った曲で、そんな相手と出会えるといいな、なんて思ったものです。
今心に突き刺さっている曲が、タイトルにもしている「ガンバラナイけどいいでしょう」という曲です。
なんか拓郎らしくない後ろ向きなタイトルだなと感じました。ですが内容は等身大の自分を愛そう、っていうメッセージのように感じました。
『こんな気持ち自分しかわかりはしない
説明なんて無意味な行動だから』
『本当の心の中が言えない気がする
言える時が来ても言わない気がする』
私は言語化が苦手で、自分の気持ちを伝える事が難しいです。他の人はどうしているんだろう、素直に気持ちを打ち明ける事ができるのかな、と毎度思ってしまいます。
偽りの自分を演じて本心を打ち明けられない私も言える時が来たとしてもまた嘘を吐くのでしょう。
結果、また理解者が自分しかいない悪循環に落ちて行くのが私の今までです。
今ははるかぜクリニックで院長をはじめ、スタッフSさん等頼れる人がいます。まだまだ素直にはなれませんが信頼出来る人が増えた事がとても嬉しいです。
『がんばらないけどいいでしょう
私なりって事でいいでしょう
がんばらなくてもいいでしょう
私なりのペースでいいでしょう』
世間一般の人は日常生活を普通に過ごしているのでしょうが、私にはとても苦しいものでした。
朝起きることも苦手だし、学校や仕事に行く事も苦手だし、人付き合いも苦手だし。頑張って一般人のフリをして自分を偽って必要のない努力ばかりをしていました。
結果心を壊してはるかぜにお世話になる事になりまして、もう5年? くらいになります。
通い始めた時は朝は起きることが出来ず夜は寝る事が出来ず昼夜逆転し、通院の時には、通勤で電車に乗っていた事を思い出すのか電車に乗るだけで嘔吐し、ある意味素の自分が出ていました。演技する余裕がなかったのです。
ですが、はるかぜのプログラムを受けて、気付けば昼夜逆転が治り、電車に乗ってもスマホを弄る余裕があるくらいになりました。
代わりに演者の私がまた顔を上げてきましたが、以前に比べれば休暇を与えられていると思います。
がんばらなくてもいい、というのは私は必要な努力をしよう、不要な努力はやめよう、というように捉えました。もう演じなくていいんだ。ありのままで、ゆっくり前進すればいい。そう思うことにします。