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ピエール=オーギュスト・ルノワール / メトロポリタン美術館
サンクコストバイアスという考え方
こんにちは。遥風です。
今日は、私が意思決定の際に大切にしている考え方をひとつ紹介します。
それは、「サンクコストバイアス」というものです。ビジネスの世界ではとても有名な考え方かもしれませんが、日常生活でも十分有益な視点だと考えています。
私がこの考え方を知ったきっかけは以下の本です。
本書の181ページで紹介されています。
「サンクコストバイアス」とは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取引に手を出しつづける心理的思考のことだ。
この内容自体は投資に関してのことですが、今私がおこなっている大学院での研究にも当てはまる部分が多いと感じました。
研究をおこなっていると、うまくいかないことが殆どで、そんな時に方向転換すべきかの判断はとても重要であり、難しいです。
その難しさ故に、「せっかくここまでやってきたのにもったいない」という気持ちからだらだら検討を続けてしまい、時間ばかりが過ぎていって、引くにも引けなくなる、、、という状況はよくあるのではないでしょうか。
もちろん、忍耐が、しぶとさが結果を生むのも事実です。
ただ、今からこの検討を最初から始めるとしたら、それでもやるだろうか、、?という視点を持って粘り強さとのバランスをとるようにしたいと思っています。