幸せという名の恐怖
私はまだ人の死で悲しむということは、未経験だ。
身近な人を亡くした経験が、未だない。
(愛犬を亡くした経験はある)
幸せなことではあるが、いつくるかわからない深い悲しみを今後経験することがあると考えると、怖くて仕方がない。
昔に飼っていた犬の死が、唯一の経験だ。
それはそれは悲しくて、何日も続けて泣いた。
親友も泣いてくれた。
犬も人も、愛することは変わらないのだから、
恐らくあの時のように、悲しむだろうし、
何日も泣くだろう。
今、私は幸せなんだと思う。
でも、幸せだから恐怖が襲う。