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六亀の白茶を飲みました

こんにちは。はるかわです。
西鎌倉の茶風さんに行きました。

六亀の白茶が入荷するというお話を聞いていたので今回はそちらが目当てです。先日の浦山さんのセミナーで台湾の白茶が想像していた白茶の味わいではなかったので他の台湾白茶に興味が出てきました。想像していたものと違っていたけれど美味しかったんですよね……!

茶風さん

モノレール西鎌倉駅を降りて坂を登ってすぐのところにあります。

お店の前の看板

びっくりするほどリーズナブル。
どのお茶も美味しいので大好きなお店です。

六亀白茶

六亀白茶茶葉

六亀の白茶です。野生山茶で茶葉が大きい。
この前の白茶は鮮やかな黄緑や薄グレーなどいろんな色の茶葉が混在していましたが全くビジュアルが違います。どちらかと言うと中国茶の寿眉のような印象。寿眉とも違うといえば違うのですが……

淹れてもらった六亀白茶

水色は鮮やかです。
少し甘い香りが漂います。

六亀白茶の茶殻と白茶茶液

飲んだ感想ですが、普通に白茶でした。
飲んですぐ来る甘さ美味しい!そのあとは紅茶を思わせるふくよかさがあり寿眉を飲んでいるようでした。六亀の老茶は黒糖のような甘さがあるのですが、同じ材料を使っているんだというのがわかる甘さの路線でした。山茶ということもあり飲めば飲むほど蓄積していくボディ感があります。
セミナーで飲ませてもらったものは「これ白茶なの?」という感想でしたが六亀白茶は白茶だと思えるお茶でした。そもそも使っている品種が違うのでそこのちがいかな~とも思いますが経験値が足りず詳しいことはわかりません。おいし~

製茶工場跡から発掘された紅茶

店主さんがレアなお茶を出してくださったのでそちらもいただきました。
日本統治時代の製茶工場跡から出てきた80年前の紅茶です。最近ちょうどそのあたりの資料を読んでいたのでタイムリー!

80年前の紅茶が入っている壺

壺の蓋を開けるとダスト程度にこなこなの茶葉が入っていました。
香りはほぼ土です。ちょっと紅茶だったのかな……という名残が若干。
茶葉の写真は撮り忘れてしまいました。

この時点で土だな……とは思っています。でもお茶はね、飲まないとわかりませんからね……。
店主さんのご厚意でだいぶ薄めて飲ませていただきました。

80年前の紅茶

香りは土です。なんというか、久々に開けた蔵からするにおい。
飲んでみると意外と飲めました。あ~昔は美味しい紅茶だったんだな、と思わず過去を想像する味がします。褪せている。蔵。土の一歩手前、かろうじてお茶。色々感想が出てきます。

六亀では80年前の紅茶と一緒に100年前の緑茶も発掘されたそうです。
店主さん曰く「緑茶はもっとどろどろだった」そうです。

いや〜、貴重な体験でした。
ありがとうございました。


今回はこちら以外に有機栽培の梨山もいただいてますが割愛します。
店主さんのご厚意でとても楽しい体験をさせていただきました。
ありがとうございました!

茶風さんのお茶は本当においしいしリーズナブルだし店主さんのお話もとっても興味深く楽しいのでぜひ行ってみてください。

私のおすすめは六亀の老茶です。黒糖の味がします。
淹れる人によってはクリームブリュレのような味がします。

今回はこのあたりで。では。

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