西西辞書を買ってみた。

スペイン語を学び始めて5年の私、約1ヵ月前に西西辞書を買ってみた。

「西西」とは、スペイン語の単語を、スペイン語の文章で説明している辞書。

よく使われている「西和」ならスペイン語の単語を、日本語で説明している。逆に「和西」なら、日本語の単語からスペイン語の表現を調べられる。

西西辞書を買おうと決めたきっかけは、proteger と guardarの違いが、今まで使っていた西和辞書ではよくわからなかったことと、週1回のスペイン語グループレッスンで、初めての単語を質問すると、先生が「誰か知っている人は?」と私達生徒に投げかけてくるようになったから。

そうすると、他のクラスメイトが上手にスペイン語で説明してくれるときがあって、「そろそろスペイン語の単語を、スペイン語の文章で説明できたほうがいいレベルにきたんだな」と感じたのだ。

西西辞書には数種類あり、大きく分けてネイティブ向けのものと、ネイティブではない人向けのもの。
そしてネイティブ向けの中には、小学生向けのもの、中高生向けのもの、大人向けのものがある。
ネイティブではない人向けのものは、初級・中級・上級向けと別れている。

私が買ったのは Diccionario de Español para extranjeros para la enseñanza de la lengua española, Universidad de Alcalá, VOX

extranjerosと書いてある通り、スペイン語ネイティブではない人で、中級から上級向け。

選んだ理由は、発音記号がのっていることと、説明の文章がわかりやすかったから。

ネイティブの大人向けのものは、発音記号がのっていなくて、説明文が私には難しかった。ネイティブの人は、単語の音を聞いただけでつづりがわかるから、発音記号なんていらないんだよね、きっと。私は音を聞いてもつづりが全部は正確にわからないし、単語のつづりを見ても、発音が正確に思い浮かぶわけじゃないので、今の時点では発音記号があったほうがいい。いずれもっと自分の勉強がすすんだら、ネイティブの大人向けの西西辞書を買うときがくるかも。

【買ってよかったこと】 前述したproteger と guardar、 frito と fritada の違いなどが、スペイン語の詳しい説明でよくわかった。「西和辞書で調べたけど、ニュアンスの違いがわからなくて、もやもやする」という経験がある人にはおすすめできる。

【これから買う人に伝えたいこと】 

1)1248ページ、1.3kgと重いので、持ち歩けない。on lineバージョンにアクセスできるコードがついてるけど、1年限定らしい。

2)スペイン語の説明文が長いので、読んだりメモをとるのに時間がかかる。たとえばfritoは日本語なら「揚げ物」と一言だけど、西西辞書では「ある時間、熱い油で料理したもの」というようなスペイン語の文章。

3)意味・使い方が1つだけ、あるいは数通りの単語ならすぐに読めるけど、hacer、ponerなど使い方が数十通りある単語は、「今回はどの使い方か」をスペイン語の数十行の説明の中から探し出すのが難しい。もっと上級の方なら苦労なく読めるのかもしれないけど。

買って1ヵ月、今まで通り西和辞書・和西辞書を使いながら、たまに西西辞書も使うというスタイルで勉強を続けてるよ。

【買って3ヵ月後の感想】


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春川なおこ(Naoko)
ありがとうございます! 今後のスペイン語学習のために使わせていただきます!