マドリッドでピソ・コンパルティード探し② 部屋の条件を決める
2018年7月、留学していたマドリッドでピソ・コンパルティードを探すことにした私。ピソ探しに使ったサイトは”idealista”(PR記事ではありません)。他のいくつかのサイトも見たけど、これが一番わかりやすく、条件を細かく検索できるようだったので、結局ここしか使わなかった。登録などしなくてもお部屋を検索できる。
基本はスペイン語表示で、英語などにも切り替えられるけど、お部屋の詳細についての記述はスペイン語のみの物件が多い。つまり、スペインでお部屋を探すには中級以上のスペイン語レベルが必要。といっても、辞書を引きながらマイペースに読めるけど。そのあとの大家さんへの電話・ワッツアップ(ラインのようなスマートフォンアプリ、スペインでは皆が使ってる)もスペイン語。私は「これもスペイン語の練習の一環」と自分に言い聞かせて、サイトを読んだり、大家さんに連絡をとったりした。
初めの画面でCompartirを選ぶと、自動で viviendasが設定されて、そのあと都市名を選ぶ。そして、そのあとは市内のエリアを選び、お部屋の条件を設定する。予算、禁煙か喫煙可か、ペット可か不可かなど。
といってもマドリッドは大都会、数百の部屋が表示されても全部の詳細は読み切れないし、初めはどうやって選べばよいのかわからなかった…数日間ウェブサイトを見て、何軒かの大家さんに連絡を取ったりしつつ、徐々に部屋探しの条件を固めていった。
まずはエリアを絞った。私はスペイン語学校に週5日通っていて、授業が難しいと感じていた。復習・宿題に時間がかかったので、学校から近い物件だけを見ることにした。学校はマドリッドの中心地に近いエリアだったので、その近くに住むと家賃も高め。それでも、限られた留学期間を実りあるものにしたかった。郊外に住めば家賃は安くなるだろうけど、通学時間が長いと早起きするのも大変だし、家で過ごす時間も短くなってしまう。
次にお部屋の条件。私はタバコが苦手なので禁煙のところ、動物も好きではないのでペット不可のところ。
それからピソメンバーが10人以上の大きな物件は避けて、6人以下くらいのメンバーの物件を主に見ることにした。私は「誰とでもすぐに仲良くなれる」ほどオープンな性格ではない。10人以上の人とパパっと人間関係を築くのは、難しいと思ったのだ。
大家さんの記述で「毎晩みんなで楽しくパーティー」などと書いてあるところも避けた。私は夜は静かに休んで、朝は早起きして学校に通いたい。
初めはぼんやりとしていた私なりのお部屋の条件だけど、ウェブサイトでいろんな物件を見たり、大家さんに連絡をとって見学に行ったりするうちに、だんだん固まっていった。
次回は、大家さんとの連絡について。