【音訳者】同期の桜、心強し!
今日は音訳の勉強会に行きました。
大阪阪生まれ大阪育ちのわたしですが、標準語での会話は問題なくできます。
標準語のかたとお話しする時は、自然とつられてわたしも標準語になるので、
「え!?関東の人かと思ってた!大阪弁出ないよね!?」
と驚かれることもありますが、会話には影響ない程度ながら、細かいところでは稀に間違えて覚えているものもあって・・・・・・。
音訳する場合には、一つ一つアクセント辞典で確認しなければなりません。
東京圏にお住まいの方、アナウンサーの方などですら、たまに間違えて喋ってらっしゃったりするのですから、ネイティブでないわたしは尚更確認が必要です。
大阪人としては、大阪弁のアクセントも気になるところですが、昭和の大阪弁と現在若い方達が話す大阪弁とでは、語彙もアクセントも相当変化してるなあというのが、半世紀生きてきた感想です。
言葉は、世につれて変わりゆくのがさだめですよね。
ところで、大阪市の音訳者養成プログラムは、全国的に見てもトップレベルの厳しさだそうで、週に一度2時間の講習を、半年間にわたって受け続け、最後に2ヶ月がかりの卒業制作を経て、ようやく短い記事を読ませていただけるようになる、というプロセスを辿ります。
半年間みっちり研鑽を積むうちに、受講生が一人減り、二人減り、残った人たちは同期のサクラです。
数十年の歴史のなかで、わたしたちの同期はようやくデビューしたばかりのヒヨッコですが、同じ釜の飯とはいかなくても、半年間勉学を共にしてきた仲間なので、初めの頃に比べるとずいぶん仲良くなれました。
今日はそんな同期の三人と、来月美術館へ行く約束をしました。
四人とも和物好き、着物好きですが、5月の半ばともなると少々暑いので、今回は洋服で・・・・・・ということに。
思いつきで、たったひとりで飛び込んだ音訳の世界ですが、趣味の合う仲間が得られて幸せです。
これからも仲良く共に励んでいけたらなと思ってます。