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管理。
何かを取り入れる、手に入れるということは
最後まで見届けたり、ケアやメンテナンスをしたりなどの、管理をすることが必要になると感じる。
食べたものは、身体の中で消化しやすいものか
買ったものは、大切に使ったりしまったりできているか
人との距離感は、近すぎたりしていないか
などなど。
現代社会は、不足感や欠乏感を感じさせやすい情報がとても多い。
その感覚は、人を不安にさせ、
その恐れを埋めることにお金を使わせる。
そのサービスやサイクルで、この世の中のほとんどのことが回っていると思う。
不足感も欠乏感も人間が生きていくためには
必要な感覚である。
死なないための、危機管理のひとつだから。
でも、現代はその先の安心感までは、用意はしてくれない。それが、ビジネスとなるから。
愛がある部分も、もちろんあると思う。
それは、個人が感じて、決めること。
でも、その感覚を
人や物に頼り、依存したり、蔑ろにしてしまうようなことでは、自立しているとはいえない。
自分には、どうしてこれが必要で
これがあることで、どう感じるのか。
必要以上に貪っていないか。
ひとつひとつの感覚や選択は
自分自身を作りあげていく。
自分のタイミングで、自身を俯瞰し
必要であるもの、不要になったものを
きちんと整理し、自分自身を管理していきたいと感じる。