はるから日誌_04 読み聞かせ、ムリしてな〜い?
こんにちは。はるから書店です。
下北沢のBOOKSHOP TRAVELLERに出店している、ひと棚だけの小さな本屋です。
先日、「子育てさんに届けたい!自分時間の読書のススメ」と題して、インスタでコラボライブを開催しました。
はるから書店では今年からインスタライブを始めました。普段なかなかお店に足をお運びいただけない方とも繋がりたい!という想いでお届けしています。
今回は【子育てさんに届けたい!】
自分の時間、ありますか?
読み聞かせ、プレッシャーになっていませんか?
本、好きですか〜?
そして今回は、初めてのコラボライブでした。お喋りのお相手は、4歳の娘さんの育児で日々奮闘中!コーチングで女性の生き方を応援しているコーチさゆりさんです。
さゆりさんのインスタはこちら→@applesayuri
私自身、さゆりさんのコーチングにお世話になったことがあって、その頃から「いつか一緒にライブで話しましょう!」と約束していたんです。
喋るスピードもトーンも違う二人、一体どんな展開になったのやら??
ライブ中にご紹介しきれなかった本も交えてお伝えします。
子育てと本、と言えば…読み聞かせ
まずはお互いのお気に入り絵本をご紹介しました。
お気に入り絵本(コーチSayuri)
『リサとガスパール ちきゅうをすくう』アン・グットマン、ゲオルク・ハレンスレーベン
『いつもいっしょに』こんのひとみ、いもとようこ
『たかく とびたて 女の子』ラケル・ディアス・レゲーラ
こちらの『リサとガスパール ちきゅうをすくう』は、なんとオーガニックコスメのお店「コスメキッチン」から発売された絵本なのだそうです。
さゆりさんの夫はフランス人。夫婦一緒に子育てしているので、フランス語と日本語の両方で楽しめるこちらの絵本は貴重なのだとか。
地球の環境を守るために奮闘するリサとガスパールですが、一生懸命な二人の行動はどこか的外れ……可笑しなリサとガスパールに思わずさゆりさんも笑顔いっぱい。
世の中には沢山の名作がありますが、こうやって読み聞かせをする大人自身も一緒に楽しめる絵本を選ぶことが、何よりお子さんとのあたたかな時間になりそうですよね。
私も小さい頃、毎晩寝る前に母から読み聞かせをしてもらっていました。
でも完全ワンオペ育児だった母が毎日絵本を読むのは大変なことだったようで(しかも毎日3冊と決めていたらしい)、疲れてしまった日は絵本のページを飛ばし読み!
赤ずきんのオオカミが「しめしめ……」というお気に入りのシーンが出てこなくて、私にバレてしまったという思い出もお話しました。
おやおや?何やらさゆりさんにも思い当たる節があったご様子……!
毎日の習慣に出来たらもちろん良いことですが、あまりプレッシャーをかけすぎずに読むことができたらいいですよね。でも皆さん日々とっても大変なんだろうな。
(多少読み飛ばしてもこうして本好きの人間は育ったことをこっそりお知らせしておきます🍀)
お気に入り絵本(はるから書店)
『あしたもあそぼうね』あまんきみこ、いもとようこ
『はるとあき』斉藤倫、うきまる、吉田尚令
なんと偶然ですが、ふたりとも1冊はいもとようこさんの絵本をセレクトしていました。やさしい雰囲気の絵が素敵です。
春の季節に良いかな?と思い、幼い頃大好きだった『あしたもあそぼうね』をご紹介しました。
絵本には「あいたい」「ありがとう」「うれしい」「かなしい」「さみしい」など、真っ直ぐでシンプルな言葉がいっぱい。
単純ではあるけれど、こういう言葉って、案外普段なかなか言えていなかったりしませんか?
絵本の中の言葉ではあるけれど、口に出すことで、自分の気持ちがふっと軽くなることもあります。
そして読み聞かせしているその声は、自分自身へかけてあげる言葉にもなります。
絵本の言葉はまさに心のマッサージですね。
ライブ後半では、読書時間の確保の仕方など盛沢山にお話しました。さゆりさんのインスタアカウントにアーカイブが残っていますので、よかったらぜひ。
→@applesayuri
ライブ中にご紹介した子育てさんへ向けてのオススメ本は、はるから書店のインスタにアップしていますので、そちらもチェックしてみてくださいね!
→@harukara_reading