テレビの立ち位置
テレビを見る人が減ったと言われて久しい
私はテレビが全盛期の頃から
テレビが好きではなかった。
理由は簡単、頭が悪くなる気がしたから。笑
勿論、実際は全然そんなことはないんだけれど、
高校二年生で勉強をやめてしまうまで
テレビはあまりいいものとして自分のなかで存在してなかったし、
事実成績のいい子たちはあまりテレビを見ていなかった。
だから私にも必要がないというか、
なんとなく悪い物のように思っていたのである。
学校を卒業して、
自分のなかで好きなものができたときは
それを追いかけてテレビを見ることはあったけれど、
恐らく今みたいに動画が普及してたらそっちを選択しただろうし、
ニュースはNHK以外は見なかったし
バラエティやドラマなんてもってのほか。
その感覚が根付いているせいか結局大人になってからも
テレビを見ることはあまりなかった。
けれど、長引くステイホームと一人暮らしスタートにより
今年に入ってからテレビをつけることが多くなった。
音楽をつけるより、人の話声がなんとなく心地よいと感じたのである。
興味があってみたい動画は、集中してみたくなるから
流しっぱなしにするにはテレビの方がちょうどいいと思った
っていうのもある。
そんななかドラマを見始めた。
CMが流れていたのを見て気になったのが始まりだった。
今回見ているのはドラゴン桜と、桜の塔
なんとはなしに見はじめたんだけれど、
結局夢中になって今では見られない日は録画するほどになっている。
(桜の塔終わりましたね、面白かった!)
膨大な広告費が支払われていて
間接的にはどこかで自分払ったお金が貢献しているのかもしれないけれど、
心情としては一円も払うことなく、この楽しさを享受できている。
エンタメとしてはこれほどありがたいものはない。
凄いツールなんだなといまさらながら実感。
もちろんユーチューブ含むほかの動画だっておなじなのだけれど。
現状の私にとっては、
何かを探しに行ってみたいものを見るという形より、
気楽に楽しめた。
オワコンだのなんだの言われながら、
それでも多大な影響力を持つテレビ。
あり方は変わってきているかもしれないけれど、
これからも誰かにとっての最高のエンタメであってほしい。