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子どもの声から環境を考える〜栽培物編〜
保育園で栽培物を育てることになりました。
栽培物は、虫などと違って、変化が少ないので、
子どもの興味が続かないことがあります。
今回の記事は、僕が今のクラス(年長クラス)で実践している
環境の工夫をお伝えしようと思います。
1.クラスで何を育てているか
今のクラスでは、
ズッキーニ
メロン
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を育てています。
2.どうしてこの二つを育てているのか?
子どもたちの興味のあるものを育てたいと思い、メロンを育てています。
子どもたちが何に興味があるかは、子どもたちとの話し合いをして聞きました。。
話し合いでは、まず子どもたちが何を育てたいか聞きました。
すると、メロンやトマト、桃、ブルーベリー、いちごなど様々なものが出てきました。
栽培時期や収穫するまでの期間を(僕が)調べ、
子どもたちに伝えました。
例えば
いちごは植えるのは、秋がいい
桃は実ができるまで3年かかるなど
そうやって選択肢を絞っていき、
最後は子どもたちに多数決を取りました。
(あまり多数決は好きではないけど、致し方なく・・・)
これでメロンに決まりました。
ここまでの過程を経ているからか
納得のいかなさそうな子はおらず(ホッ)
ズッキーニは保育士の独断です。
隣のクラスがきゅうりを育てるので、
見た目は似てるけど、色々違うことに気づいてほしいなという思いからです。
なので、ズッキーニに関して、
子どもたちが興味をもてるような工夫が必要になります。
3.子どもたちの声をもとに工夫を考える
「ズッキーニを育てるよ」と子どもたちに話すと、
「きゅうりに似てるんだよね」
と子どもからの声がありました。
これはしめた!
早速、きゅうりとズッキーニの写真を用意して、
こんなクイズを作ってみました。
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壁に貼ってみると、そこを通るたびに子どもたちは
「?」をめくって「ズッキーニ」や「きゅうり」と言っています。
その後、苗植えをした後はこんなクイズも作ってみました。
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やっぱり子どもたちは通るたびにめくります(笑)
これで少しは興味もって、栽培物と関わることができるかなと思います。
子どもの声から環境を考えると、子どもたちが興味をもつようになると
改めて感じました。