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巻貝日記 2023.5月
日記をつけるっていいな、と思っている。何か大きな出来事や感情が揺さぶられたことを記すのもいい。けれども、特になんにもなかったような、自分にとってはいたって普通の日常、その断片を書き留めておくことに魅力を感じている。
また、過去の日記を読み返すことにより、俯瞰的に自分を見つめることができることもいいな、と思う。自分では思っていなかったような自分が、その中に見えたりする。解っているようで実はわかっていない自分への理解を深めることができる。 自分を知ることは、自分の良い悪いをジャッジするためではなく、毎日を生きやすくするためのひとつの方法だと思っている。
5月1日(月) 京都
京都タワーで最果タヒ
京都タワーに行く。新しくなった京都タワー。その記念イベントに最果タヒさんが和歌を現代語訳したパブリックアートが館内に展開されている。それを観たくて、読みたくて行った。地下から入ればすぐに分かったのだろうけれど、一階から入ったのでどこに和歌が書かれているのかまったく分からなかった。スマホで「最果タヒ 京都タワー」で検索する。
一階から二階の階段踊り場、二階に見つける。二階の現代語訳はほとんど誰も通らないところにあるのと、ソファがあったのとで座ってゆっくり読むことができたし、写真も撮ることができた。踊り場のは、ここもゆっくり読めたけれど、壁が薄汚れていたりして、何とも言えない寂しさと残念さだった。
多くが地下一階のフードコートのあちらこちらに見えた。ここはここで、人が食べたり飲んだりしているフロアなので、落ち着いて読むなんて到底無理で写真を撮るにも遠慮がちにしかできなかった。グレーのコンクリート色の壁に白や濃いグレーの文字で書かれているので、見つけるのも結構大変。フードコートのお客さんのなかには、これに気が付いていない人もたくさんいたようだった。壁面上から下にそして床(地面)へと現代語訳がつらつらと流れるように書かれているものもあった。これはこれで面白いのかもしれない。
5月2日(火) 京都
気分でふんわりさせることもできる
マジックカーラーを買う。前に使っていたものは処分したはずなので新しいものを。カーラーなんて、もう何年も使っていない。ついこの間、美容室に行ったときに髪に柔らかさを出すようにレイヤーを入れてもらった。気分で巻いてふんわりさせることもできる。ついでに泡タイプのハンドソープボトルと請求書付きの納品書も買った。小さなイヤリングも二つ買った。普段につける。
5月3日(水) 憲法記念日 京都
読書三昧の一日は心が整う
以前に途中でほっぽり出していた『ののはな通信』(三浦しをん/角川文庫)を寝る直前まで読んだ。読書三昧の一日は、心が整う。
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