私がぼんやりしていた頃、
もうどうでもいいじゃんって、
もうなんでもいいじゃんって、
夢を追いかけながらも
来るもの拒まず去るもの追わずな感じで、
両手広げて
流れに逆らわず浮かんでみようって思いながら、
もうどうでもいいじゃんって、
もうなんでもいいじゃんって、
世界に対して期待する気持ちもなく、
悲観を1周回って
楽観のロープの上を結局は綱渡り。
歌手のyuiが、
16歳の自分のことを歌った曲、
My generationの中に、
こんな歌詞がある。
”わかっているの、覚悟があればいつだって自由よ”
16歳。
私がぼんやりしてた頃。
あの人は、この人は、その人は、世界のどこかにいたあの誰かは、
16歳の頃どんな景色を見てた?
どんな気持ちで過ごしてた?
私は34歳になった。