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パリ旅行記2024🇫🇷⑥オルセー美術館からサンルイ島、そして帰国

パリ滞在4日目、早くも帰国日。
モーリス・ラヴェルの墓やオルセー美術館、サンルイ島を巡りました。

この日は、旅の主目的であるモーリス・ラヴェルのお墓参りに朝一番で向かいました。

ラヴェルのお墓のあるルヴァロワ=ペレ墓地を出発し、メトロの駅まで歩きます。

ルヴァロワ=ペレは閑静な住宅街で観光客もおらず、散歩にちょうどよかったです。
しかし、歩道にはしれっと犬の落とし物があったりも…パリの街、気が抜けません。

オペラ・ガルニエ(外観)

工事中のオペラ・ガルニエ

スケジュール的にオペラ・ガルニエの見学は難しそうかなと思い、予約せずにきたら朝にして長蛇の列…

この右側に長蛇の列

正面は工事中だし、行列だし、またおいでと言われているようなものです。
未練がましく、グッズショップを覗きます。

すてきな絵本
大好きなアルゲリッチ!
フランス語のガーシュウィンの絵本

好きな作曲家やアーティストを目にすると、どうしてもテンションが上がってしまいます。

ラヴェルのボレロが初演されたのもオペラ・ガルニエなので、ぜひ観たい気持ちはあります。

次回パリに来たら、オペラ・ガルニエの中に入ろうと思います。

この日のパリ市内、パリ20kmというマラソン大会をやっていました。

応援する人々やサンバダンサーや、何だか街が賑やかでした。

セーヌ川沿いを走る人たち
パリでサンバを観れるとは思わなかった

オルセー美術館

マラソンの応援団の群れを過ぎ、無事オルセー美術館に到着しました。

お馬さんがお出迎え

チケットコントロールを過ぎ、真っ先に向かったのはカフェでした。

サンドイッチとヨーグルトと飲み物セット

店員さんのフランス語がわからず、じゅぬせぱ(わかりません)と言って店員さんを困惑させてしまいましたが、何とか希望していたセットを購入できました。

このバゲットサンドイッチ、長さ20cm以上はあったと思います。しっかり完食しました。

日本へ帰ったら、硬いパンがそうそう食べられないと思うと、いくらでも噛めてしまいます。

腹ごしらえをすませたら、歩き始めます。

駅の雰囲気が残っていて素敵

中央は彫刻ゾーンです。

ルーヴルあたりから芸術作品に慣れてきてしまい、己のカメラアングルがおかしくなってきています。

どうしてそんなにのけ反っているのか
はぁ困ったもんだ
もう、仕方ないわね

勝手にいろいろな感情を重ねては、パシャリとやっていました。

まさに肉体の美

初めて知った作品でしたが、あまりの美しさに見惚れてしまいました。正面から撮れず残念。

下からナポレオン

名画と言われる作品も観ました。

ゴッホの自画像

このゴッホの自画像は、初めて観たかもしれません。

ゴッホ…
切った自分の耳を手紙に入れて、弟に送りつけたというドキュメンタリーを小さい頃に見て以来、ゴッホと聞くだけで反射的にこわくなってしまいます。

この自画像は耳を切る前のものでそこまでこわくないのですが、それでも自然とソーシャルディスタンスを取ってしまっています…

印象派ゾーンでは、ルノワールやモネ、他にもロートレックやアール・ヌーヴォーの作品などもじっくり観ました。

カメラロールに残っていなかったのは、新たな発見をすることに集中していたからかもしれません。

しろくまと天井のアーチがいい
笛を吹く少年

この絵、教科書か何かで見たことがありましたが、ここでお目にかかれるとは思ってもいませんでした。

真剣そうだけど、実はあどけない少年だったんじゃないかなと想像を膨らませました。

落穂拾い

これ、じつはよく見ると

笑っている

貧しいながらも暗いだけではない絵の深みについ見入ってしまいました。

ルーヴル美術館に比べたら観れたほうかなと思いますが、まだ観られそうな気がします。
続きはまた次回に持ち越しかな…

集合まで残り3時間。
徒歩で行かれそうなところを回ることにしました。

シェイクスピアアンドカンパニー

開店前の様子

古本屋さんです。
ピアノがあるということで、少し練習できないかと目論んで行きました。

その日はすでに行列があり、並んで入りました。

何せ英語の本、何となくしか理解できないのがもどかしいです。

2階にあるアップライトピアノは施錠されていて使えず。まぁ混んでいるから仕方ないかとあきらめました…

せっかくきたからと思い、トートバッグを1枚購入しました。

サンルイ島

シェイクスピアアンドカンパニーを出て、セーヌ川沿いを東方面に歩き続けると、サンルイ島に着きました。

バリエ広場

サンルイ島の端にある三角の公園です。
なぜ知ったかといえば…

そう、レディ・ガガのパフォーマンスが行われた場所だからです。

もうすでに舞台装置は見当たらず、近所の子供たちがハロウィンの格好をしながら遊んでいました。

どこに階段を作ったのかわからなかった

サンルイ島の端までくると、観光客はほとんどいなくて、とても静かでゆっくりできてよかったです。

ベルティロンのアイスクリーム

バリエ広場から徒歩数分で到着

サンルイ島を調べると、必ずと言っていいほど出てくるこのアイスクリーム屋さん。

行列に並び、いただきました。

いちご味

歩き疲れにいちごの酸味がちょうどよく、おいしかったです。

そろそろ時間なので、サンルイ島からバスで17区のホテルに戻ります。

ところが…
前日に続き、また途中でバスを降ろされてしまい…

次のバス停を探し、20分近く待ってようやく乗車、何とかホテルに帰れたのでした。

CDG→HND✈️

あっという間に帰りの時間です。

帰るバスの車窓から、サンドニ大聖堂の屋根を観ました。怖いもの見たさといいますか、今度は行ってみたいな…と思います。

帰りはクタクタ、飛行機までの待ち時間はレストランのボックス席に座ってジュースとサラダをとりました。

もしかして、機内食でもパスタが出るかもと気づいたときにはすでに遅く、まぁ味は被らないだろうと…とてもおいしかったです。

フライト待ち時間にサラダ完食

飛行機は往復とも通路側で、気を使うこともなくゆっくりしました。

帰りはロシアの南側を通るルート

ディナーは、チキンかバスターにしますか?と尋ねられたように聞こえ、よくわからないけどバスターって言ったらパスタだったというオチでした。

空港で食べたパスタはバジルとバルサミコ系、機内食はトマト系でした。まぁ仕方ないかと2度目のパスタをいただきました。

行きよりもぐっすり寝た気がします。

アサゴハンデス〜

羽田に着く直前に出たごはん。
パンにパン、フルーツジュースにフルーツにフルーツヨーグルト。全部好きだからいいです。

無事羽田に到着し、荷物もピックアップ。
元気にかつスムーズに帰宅しました。

あっという間だったけれど、思い切って行ってよかったなと思いながら、その日のうちにスーツケースの荷物を解体しました。

旅はここで終わりましたが…
まだ続きます。

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