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47.「人が変わる3つの方法」をやってみて思うこと

大前研一氏が『時間とムダの科学』という著書で述べられていたこと。

人が変わる方法は、この3つだそうです。

1、時間配分を変える
2、住む場所を変える
3、付き合う人を変える

そして、もっとも無意味なのが「決意を新たにすること」だと言います。

ほんとかな?と思うわけです。

だいたい僕は、いろいろ学びながらも、疑っても意味がないので自分で確かめるようにしていますが、ギャップが大きければ大きいほど本当か?と穿った見方をします。

そして、最終的に求めている姿に効果的なように、本当の自分の心に嘘をつかないように、判断し決断しています。

というわけで、ここ数年で実際にその3つをやってみました。

というより、学んでいたら結果的にやっていました。

ご縁に感謝。
体感したことを書いてみます。

時間配分を変える

上京して2年。
最初は仕事に忙殺される日々。
忙殺というか、こんなもんかといい感じに働いていました。

すぐ終わるときもあれば、日付が変わるかぎりぎりまでやったこともあります。
この時は、一生懸命覚えないと、と必死でした。

本を書きたいなぁ、なんていう夢は、このときこそ一時的に横に置いていたように思います。

しばらくして、この仕事をするのなら、野球していた頃よりは時間ができるから書く時間が増える!
と思っていました。大きな落とし穴。

書く時間は増えました。でも、書くかどうかはまた別の話でした。

なんだかんだ、仕事が気になる。
疲れていて眠ってしまう。
東京は深夜アニメたくさんやってて最高。
ゲームめっちゃ面白い(1日6時間以上 ※『45.そういえば結構ゲームしてきたあの頃』の記事に書いてます)。

みたいな生活で、なんだか思ったより書いていない自分がいました。

仕事が面白くないわけではない。
ただ、日常は思いのほか普通で、何も起こらなくて、感情の揺れ動きは基本的に仕事だけ、でした。

そんな中、やたらと忙しなく動いている、学生の頃の先輩に再会します。

なんだか楽しそう。で、予定めっちゃ入って忙しそう。でも面白そう。

なぜかは覚えていませんが、朝活を始めました。出社前に。
確か、年始の挨拶の連絡から発展した話だったかもしれません。

朝か……と思いました。

家から歩いて20分のところにマクドナルドがあります。

休日は、散歩がてらそこまで歩くことにしました。朝に。

そして、朝マックを食べながら、当時どハマりしていた森博嗣の本を読みます。
時々、ノートPCを持って行ってちょっと執筆。

不思議なものです。

何もやることがなかったあの頃より、やることだらけ予定ありまくりの今の方が、こうして書くという行為を継続できているのですから。

きっと、目的がちゃんとできたから。
月に向かいもたくもないのに、ロケット創りに身は入りません。そういうことです。
(月とロケットと目的のお話は、『24.飛行機を改良してロケットができたわけではない』の記事に書いてます。)

時間の使い方、もっと言うと、時間の優先順位を変えてきました。

何に時間を割くか、考えて取り組みました。
こうして文章も書いてますし、何より学びに時間を割くようにしました。

土日の時間の使い方で、3年後の人生変わるよ。

そう言われて、一歩一歩変えてきたのを覚えています。

時間の優先順位。こだわり続けます。

住む場所を変える

最近、引っ越しました。

駅に近くなりました。物が減りました。部屋も少し広くなりました。
ちょっとだけ、ステージが上がった証拠なのかもしれません。

タワーマンションに住めるようになれば、相応の収入を得ている自分になっているということ。
いいところに住むことは、自分の成長の証でもあるような気がします。

誰と近くに住んでいるかも、とても大事。

仕事以外に時間を作ろうと思ったら、それを最大化したいのなら、学ぶ先の近くに住むのは当たり前でしょう。

会社で成績を上げたければ、会社の横に住めばいいのです。
野球部の寮だって、同じような考え方です。

学ぶ人の側にいる。
共に切磋琢磨している人たちの近くにいる。

住む場所の変化は、環境の変化と同じかもしれません。

がらっと、生活が変わります。

僕も東京→広島→東京という住む場所の変化で、死ぬほど体感しました。
この話も、いずれどこかで。

付き合う人を変える

これは、本当に大きい。
影響を受ける先を決める、という感覚です。

影響を受けません!なんてことはあり得ないのです。
我々は国の制度に、学校という仕組みに、会社という働き方に、その常識に、生まれてからずっと影響を受けているのですから、今更、いや僕影響受けにくいんで、とかかっこつけなくてもいいです。

そんな人間いません。断言できます。

となれば、どこから影響を受けるかで変わってきます。

高校デビュー、大学デビューという懐かしい言葉がありますが、今までと付き合う人を変えるタイミングで、自分を新しくブランディングすることができます。

イケイケの人になりたければ超盛り上がるサークルに入るでしょう。
わざわざオタク系の人たちとつるむイケイケな人はいません。逆も然り。

どうせ影響を受けるなら、いいところから。

何がいいの?という正解はこの世には存在しませんので、言うなればあなたの信じる人たちを信じる、ということのように思います。

こうなりたい、この人たちといたい、というのであればそこから影響を受ければ、それはあなたにとっていいことでしょう。

一番変わるのは、考え方です。

近い考え方になっていくと思います。
イチローに育てられたら、野球選手になりたくなるんじゃないか。
孫正義さん、柳井正さんなど経営者ばかりに生まれてから囲まれていて、よし会社員で人生全うしよう、なんてことは思いにくいかもしれません。

良い悪いの世界ではなく、誰と共にいるか、誰に影響を受けるか。

きっと、あなたの世界を変えます。

僕はそうなれるように、今頑張っています。

決意を新たにした

絶対朝早く起きるぞ!本読むぞ!ダイエットするぞ!
そうした気合いで何とかなる人であれば、決意を新たにし続けるのも意味があるかもしれません。

僕はできないので、仕組み化します。仕組みでカバーです。

大事なのは、行動。

決意を新たにしようがしまいが、世に成果として出るのは、行動した人のみです。

長々と書きましたが、結局、人って変わるんだよ、って話でした。

柔軟に変化する人間であり続けます。

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