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57.一人の時期は、きっと自身を強くする
一人で夢を追い続ける。
孤独で、脆くて、でもとても自身を強くしてくれる時期のようにも感じます。
さて、Hump Backというバンドをご存知でしょうか。
3人のガールズバンドで、僕は4年ほど前に彼女たちの音楽を知りました。
ボーカルの真っ直ぐな芯のある声と、小さな悲しみと前向きな勇気という相反するような思いに溢れた音楽を創っています。
ボーカルの林萌々子さん。
唯一のオリジナルメンバーだそうで、今までメンバーの入れ替わりをたくさん体験されてきているようです。
誰もいなくなった時期もあるとのこと。
その一人の時期に出していた曲が『サーカス』です。
どんな想いで歌っていたのでしょう。
どんな信念を持って創作を続けていたのでしょう。
その想いを貫くのに、つらくなかったわけはありません。
いろんな感情を体感し、一人でも創り続けることでより、彼女は強くなったのだろうなと想像できます。
僕自身も、一人で努力しようとしていたら、きっと僕は心が折れていたかもしれません。
うまくいかなくて、もういいんじゃないか、と思っていたかもしれません。
まあ、心が折れることもネガティブなことを思うことも仕方ありませんが、そういうときこそ周りに誰がいるかが大事になってくるのでしょう。
もういいじゃん、頑張ったじゃん。
そんなに頑張らなくても幸せだよ。
よくやったよ。
心配や同情から、そう声をかけてくれる人もいるかもしれません。
でも、と。
でも、自分が成し遂げたいことはまだ何も形になっていない。
まだ自分は何にも届いていない。
その立ち上がるエネルギー、頑張り続けられる原動力は、自分だけのものではなく、一緒に頑張る仲間、共に歩む存在が大きいんだろうなと、僕自身の経験からも思うのです。
一人の時期が、きっと自分を強くしてくれる。
そう思うと、もう少し、あと少し、と。
踏ん張りが効きそうな気がしますね。
いざというときの決断。
そのとき誰が自分の周りにいるのか。
こだわり続けます。
Hump Back、林萌々子さん。
どういう想いだったか、何を想って創っているのか、一度直接訊いてみたいなあ。