自分を疑い、潔く前言撤回する勇気
こんにちは!
幸せをつくるギフトデザイナー・Hearko代表のはーこです🎁
これまで周りに何万回と言われ続け「それだけはやらん!」と言い張っていたことがあります。
それは「テンプレートを作る」です。
私はこれまで、「非効率を心がける」を掲げ、オーダーメイドのものづくりにこだわってきました。
私は、人がもらって本当に嬉しいものを作りたいと思っています。
何気なく言ったことを覚えていてくれて、わざわざ遠くまで買いに行ってくれた物。
きっと何ヶ月も前から準備していたんだろうなとわかるアルバム。
何度も書き直した跡のある手紙。
そういった相手が自分のためにかけてくれた時間や労力に敵うものはないと思っています。
かと言って、みんながみんなプレゼントの準備に時間と労力を割けるわけでもありません。
だから、Hearkoがお客さんの代わりに時間と労力を肩代わりする。
そのために敢えて一人一人のお客様と向き合い、時間と労力をかけた非効率な方法で制作する。
これが起業当初から言い続けてきたことです。
でも、時には、「完全なオーダーメイドでなくても良いからもう少し安く・早く作って欲しい」という声もありました。
もしかして、オーダーメイドにこだわっているのは私のエゴで、本当はお客さんが求めているものではないのではないか?
そんな疑問が湧き始めた6月。
色々考えた末、ついに、フォトブックのテンプレート版を開始!!
現在2ヶ月ほどが経ちました。
開始したと言ってもまだ全然テンプレートの準備ができていなかったので、ホームページには「テンプレートは準備中なのでお問い合わせください」と書いてたんです。
(需要を確認してから準備したかった)
普通これだと、「なんだ準備中かよ!」となって問い合わせなんて来ないかな〜と思ってたんですが、かれこれこの2ヶ月で4件、テンプレート版のオーダーがありました。
「問い合わせる」のハードルを超えるって結構なことです。
正直これは想定以上で、お客さんがHearkoに求めているものは何なのかということを改めて考えさせられました。
確かに「オーダーメイド」って特別感はあるけれど、どんなものができるか完成品が予測できない。
オーダーメイドで1冊1冊時間をかけて丁寧に作るべきというのはやっぱりこちらのエゴで、お客さんとしては、”失敗しないとわかってるもの”を欲しいのでは…?
すでにテンプレート版を数点納品して、お客様の満足度はオーダーメイドの時と大きな差があるようには感じません。
もちろんテンプレ版の方がオーダーメイドより単価は下がりますが、こちらの作業量は通常の半分くらいです。
私の中で4年間大事にしてきたことが崩れ落ちるまさかの事実…😨
(使い回すのに非常に便利なこの画像)
大急ぎでテンプレートデザインの準備を整えて、昨晩、公開しました!
テンプレート一覧はこちらから見れます。
今後は、外部のデザイナーさんにデザインを提供していただきながらテンプレートを充実させていきます。
たまたまかもしれないし、この判断が正しいのかはまだわからない。
新しいことを始めるのはいつもワクワクと恐怖が隣り合わせです。
でも、常に自分のやっていることに疑いを持ち続けることと、間違っているかもと思ったら潔く前言撤回することが大事だなと学びました✨
では🙋♀️