自己紹介

西岡はるかと申します。薬剤師の資格を持ち、現在は会社員として働きながら、フリーランスで人材の転職支援、法人向けに予防医学や内外美容をお伝えする講師をやっています。経営者になるべく日々奮闘中です。
ここでは、日々感じたこと、好きなこと、健康美容の知識などをアウトプットをしていきます。よろしくお願いいたします。

まずは自己紹介をさせていただきます。
父は長野、母は東京出身で私は東京で生まれました。
3歳くらいまで父親の仕事の関係で大阪に在住し、幼稚園からはずっと千葉の緑豊かな田舎ですくすくと育ちました。

幼少期の私は、あまり身体が強くはなく、よく風邪を引いてお医者さんにお世話になっていました。この頃から薬は馴染み深かったので、薬剤師になるきっかけにはなっていたと思います。性格は、絵本を読んでもらうと、主人公の気持ちになって泣いてしまうことがよくある感受性が豊かな子どもでした。今でも涙もろいです。

両親は教育熱心だったこともあり、小さいころは習い事を沢山させてもらっていました。ピアノ、水泳、英語教室、塾にも通ってました。塾に行き始めたのがきっかけで勉強が楽しくなりました。塾では中学受験を目指す友達が多かったので、私も受験がしたいと両親にお願いをして勉強を頑張りました。その結果、理系の中高一貫校に入学しました。

運動が苦手でコンプレックスを感じていた私は、中学校では新しいことにチャレンジしたいと、ハンドボール部に入部しました。基準の高い仲間に恵まれ、「全国大会に行くぞ!」と毎日必死に練習して、歴代初めて全国大会に出場。結果は全国ベスト8でした。当時の仲間との経験は今でも精神的な支えになっていると感じます。

大学進学を決める際、父親の影響を強く受けました。
父親は大学生の時に両親を亡くしており、奨学金を借りて大学を卒業し、色々苦労しながらも銀行員として結果を出してきた人です。
私が小さいときから「おまえもいつ両親が亡くなるかわからない、将来旦那ができてもその人が先に亡くなるかもしれない。その時子どもがいたら自分が育てていかなければならない。だから、女性一人でも食べていけるようになれ!」と、経済的に自立することを促されていました。

今思うと「両親が亡くなるかも」、「旦那が亡くなるかも」というのは、子どもにとってはショッキングな内容で、なんでそんなこと言うんだろうと思っていました。でも、父は自身の体験から真実を伝えていてくれていたと思いますし、早くから考える機会を頂いて有難かったと思います。
そんな父親の影響もあり、私は、資格があったら安心で、ある程度稼げそうで、そして自分が好きなこと(理系科目)を活かして薬剤師になる道を選択しました。

大学卒業後は薬剤師免許を取得し、新卒で製薬企業に就職しました。薬の臨床開発(治験)を専門に行う会社です。患者さんのために新しい薬をいち早く世の中に送り出すことにやりがいを感じ、とても楽しく仕事をしていました。グローバル治験に携わって、海外でも活躍できる人になりたいという想いから、社会人になってから英語の勉強を始めました。社会人5年目で会社に休職届を提出し、カナダのバンクーバーにワーキングホリデーに行き、約7か月間英語を学んで帰国しました。現地では、医療系のボランティア活動をしているNGO団体の事務員としてインターンシップをしました。

カナダでの生活は、私の人生観、価値観を変えた大きなきっかけとなりました。一緒に働く同僚は、仕事ももちろん一生懸命やりますが、それとお同じくらいに家族との時間をとても大事にしている姿を目の当たりにして、日本の働き方や価値観とのGAPを感じました。私は海外に行く前はどちらかというと「家族との時間を犠牲にしても仕事のためならしょうがない、それが当たり前だ。」と思っていたのです。でも本当はどうしたいのかを考えたら、「大事な人や家族との時間を大事にできる人になりたい」と思うようになりました。

帰国後、当時28歳だった私は、この先の将来について考え始めました。
薬の臨床開発の仕事は大好きでとてもやりがいも感じていましたし、多くの患者さんに貢献したいと思ってバリバリやっていました。
その一方で、すごく出張が多い仕事だったため、結婚して家庭を持った時に、仕事か家庭かどちらかを選ばないといけなくなりそうでした。
また、やりがいは高い仕事ですが、今のお給料では自分のやりたいことや、親孝行の度合いにも制限がかかりそうだと思いました。
そして、仕事に慣れてくると同じことの繰り返しが多く、もっと自分を高められるフィールドがないのかと考え始めました。

そんなモヤモヤを抱え始めた時に、中高同級生をきっかけに社外の先輩を紹介してもらいました。そこで知り合った方が私の運命を変えた方でした。

その方は自分より3つ年上の女性で当時31歳でした。
元々は大手の通信会社の営業で働いていたところから、色々な人とのご縁があって起業された方でした。ご夫婦で経営をされており、年収は当時の私の5倍以上は稼がれていました。色々なご経験を積まれた上での圧倒的な自信と言葉の重みを感じました。

何度かお会いしてお話を聴く中で、その方の仕事に対するプロ意識、努力一本で結果を作られてきたことや、仕事もバリバリやりながらも育児や親孝行の時間を大事にされてたり、同じ志を持って起業された仲間と楽しく仕事をされている姿、事業を通して世の中へ貢献している姿を見て、私も一度きりの人生、どうせ頑張るんだったら自分の実力をつけて、人生の選択肢が広がり、どこでも通用する人になりたいなと強く思いました。そして勇気を出してその方に教えてくださいと頭を下げて、一歩踏み出し、学んで動いてきて今があります。

今もなお第一線で活躍され続けている人生の恩師や、お互い一緒に決めた目標を達成し、共に喜びあえる仲間に感謝しています。
まだ道半ばではありますが、初心を忘れずに、自分を信じて挑戦し続けることを大事にしていきます。

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