2021年のおわりに。

2021年がもうすぐ終わります。

今年のいちばんのニュースは
なんと言っても次女が生まれたこと。

生後10ヶ月を過ぎて
よく笑うし活発に動き回るようになりました。

ドタバタな日々でしたが
次女の成長を家族みんなで見守り
それによって家族の絆がさらに強くなったような気がします。

今年の初めにはまだおなかの中にいたんだと思うと
目の前でにこにこしている次女が
とても不思議な存在に思えてきます。

たくさん抱っこして
たくさんおっぱいをあげて。

文字通り肌を離すことなく過ごしてきた
やわらかくて愛おしい毎日でした。

ただ、私自身はというと育休に入る前から
「仕事を休んでいる間に何か見つけなくてはいけない」
「時間を無駄にしてはいけない、スキルアップしなくてはいけない」と
なにか見えないものに追われるような焦りを感じていました。

いろいろ調べるうちに
プログラミング、各種スクール、ママ用のオンラインサロンなど
広告もたくさん目に入ってくるようになり、
余計に焦りを募らせることに。

「自分は何ができるのか?何者なのか?」
「この先、どう生きていきたいのか?」

すぐに見つかるはずのない答えを
すぐに見つけたくて、安心したくて、
漠然とした不安がいつも消えませんでした。

あっちへこっちへ
思えば今の自分からかけ離れたものを追いかけて。

でもようやく最近わかったことがあります。

家族と一緒にいる時間が
いちばん好きだということ。
家族と一緒にいる自分が
いちばん自分らしいということ。

私個人、私自身のことをずっと考えて探してきたけれど
私から家族は切り離せないものだと改めて気づきました。

そして毎日を、1日1日を大切に生きること。
子どもたちのために
母としてできることをたくさんしてあげたいということ。

先日ある家族のお話を読みました。

亡くなった「お母さんのにおい」を探す小学生の子どもたちへ納棺師からの提案(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

印象的だったのはこのお母さんが
「日常の中でたくさんのものを子どもたちに残した」というところ。

特別なことじゃなくていい。
むしろ普通の、なんでもない日々のやりとりこそ
積み重なって子どもたちに残るものなんじゃないか。

とても胸を打たれる記事でした。

来年、私は36歳になります。
そろそろ40代が視野に入ってきました。

亡くなった母の年齢まで、あと10年。
何が何でも健康で
できるだけ長く子どもと家族と一緒に時間を過ごしたい。

そんな気持ちが今年は一層強くなりました。

来年は仕事にも復帰する予定ですが
私と、私の家族をいちばんに。

日々の生活、子どもとの何気ないやりとり
抱きしめること、大好きだよと言葉にして伝えることを忘れずに。

2022年は「家族」をテーマに
おだやかに過ごしたいと思います。

最後に、
いつも一緒に家族を支えてくれる夫に
最大級の感謝を込めて。

読んでいただき、ありがとうございました。

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