海が教えてくれたこと

うつ病の療養中、はじめの方はドクターから「遠い場所へ行かないように。」と言われていたので、家族とお家でゆっくり過ごしていました。

また「散歩が身体に良い。」とも教わったので母が根気よく連れ出してくれていたのですが、当時はとにかく何に対してもやる気が出ず、歩くことさえ億劫でした。

せっかく外に出たのに一歩前に足を出すことさえ出来ず立ち止まり「 歩きたくない！ 」と母に駄々をこねていました。（ 今考えると凄い状況😂 ）

その後、家族の協力のおかげで少しずつ元気になってきました。

遠出の許可もらい、初めて行ったのは宮崎県のおばあちゃん家です。

そして次に、おじいちゃんが鹿児島県の沖永良部島に2ヶ月ほど泊まっていたので記念におばあちゃんと行くことにしました。

（おじいちゃんは寒さが苦手なので冬の時期は温かい国や地域に長期滞在します😂）

初めて行く沖永良部島。
療養明け久しぶりの遠出。
一面に広がる鮮やかなブルーの海。

何の予定も決めず、ただぼーっと
海を眺め、絶え間なく続く波の音を聴いていました。

次第に陽も暮れて来て、海に反射する夕日のグラデーションに心奪われます。

忙しなく動いていた思考や心が落ち着いて来ました。

すると、海の美しさと壮大さに圧倒され涙が溢れてきました。


私は、どうしてあんなに悩んでいたんだろう？

自分の悩みがちっぽけだったように思えました。

こんなにも世界は広いのに、小さな事が自分の中で大きくなって全部を支配して自分自身を追い詰めて、、、

大したことなかったんだ。

大丈夫。ゆっくりで良いんだよ。


そうやって海は弱った私の心を
強く優しく癒してくれました。


今でも、疲れた時は海を見に行きます。私とってパワースポットです。

毎日色んな事が起こりますが、どれも人生の中の一部分。 

生きている証 です。

海のように、激しい波の時もあれば穏やかな時もあります。

逃げ出したい。
終わりにしたいと考えた時もありました。

それでも海が波が止まないように
こうして今、生きている事が、ただそれだけで素晴らしい。

ましてや、世の為、人の為に活動することはもっと素晴らしいと思います。

皆さんも毎日、お仕事に家事に育児に勉強に
お疲れさまです。

頑張っている自分は素晴らしい！と
たまには自分を褒めてあげてくださいね。

海のように壮大ではないけれど、私も誰かの心をそっと癒せるそんな存在になれますように、、、

「 海が教えてくれたこと 」

でした。

...............


皆さんも疲れた時、心が弱った時は、海を見て癒されてください☺️

できれば実物が1番良いですが、私は行けない時YouTubeを見ています！

映像と共に色んな場所の海が感じられてオススメです。

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