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Photo by
nasigorendayo
徒然に詩。
「crossroad」
声と主語の大きい誰かが
罪があるかどうかも分からない誰かを叩く
人々の病みを飲み込み さらに燃え盛る炎
そこに正しさはあるのか問うと
『歪んだ正義なら 捨てるほど』
そんな世界 目をそらせば見なくて済むのに
手持ち無沙汰を言い訳にして
また人々の闇に潜ってしまう
か細く差す光に希望と名付けても
何処かで昏(くら)き焔の餌食になるの?
違う こんなのは嫌
見たいのは 強く 暖かい 幸せ
けれど つい舞い戻る
あらゆる人の
あらゆる感情がぶつかる場所
こんなに汚れてたって
自信を持って言えたらいい
この世界は美しい 愛すべきだって
たとえその声がかき消されても
叫び続けるよ この世界の素晴らしさを
あらゆる人の想いが交差するこの場所で