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五月雨を集めて速しスタッフの退職

ほかの業種もそうなのかもしれないが、5月6月はスタッフの採用応募が活発だ。

私も、昨日2件、今日3件面接のアポが入っている。法人で3つクリニックはあるものの、この件数はまあまあな盛況ぶりである。

歯科は往々にしてレベルの高い人材など来ない。歯科衛生士にしたって、専門卒だと高校の偏差値は50前後あるかないかくらいの学力レベルである。逆も面白く、大卒の歯科衛生士や歯科助手は何かヒトクセあるトラブルメーカーであることが多い。
私立大出の歯科医師の先生の学力レベルがそれくらいなので、仕方ないのだなと業界に入れば理解できる。

スーパーの袋をぶら下げて夕飯の買い物がてら面接に来る方、雇った次の日に隣のエステサロンに勤務中面接に行った方、元受刑者で真面目に5年以上勤めあげた方。
雇ってみないと分からないのが、お金を払う側の大変さかもしれない。

さて今年。5月半ば、先週の土曜日に川崎のクリニックで雇った明るくて健気なAさん。
1年おきに繰り返していた転職と直近の半年職歴がないのは「引越しを繰り返していたので」と明朗にお応えだった。
社会保険の手続きやら何やら済ませて週が明けた水曜日未出勤。
サイトからコピペされた退職の提携文と口座番号付きのメール 1本が本部のメールに届いておりました。

この時期の面接は、4月からたった一月仕事を続けられなかった人がほとんどだ。
履歴書に書けないレベルの短期の方を見抜くのが本当に大変である。

そして、こんなレベルの人材をしょっちゅう面接しなければいけないようなレベルのクリニックも同じくそんなレベルなのである。

事務長のワタシ、そんなレベルのクリニックとそんなレベルのスタッフさまをマッチングさせるべく本日も目を凝らしてがんばります。

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