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儚さの美しさ
月一の茶道の帰り際、先生から沙羅双樹の花をもらいました。
本当の沙羅双樹は、インドにしかないらしく、これは沙羅双樹に見立てられている夏椿というお花だそうです。
沙羅双樹って聞くと、何か思い浮かびませんか?
そう、平家物語の「沙羅双樹の花の色」という部分が
まさにこのお花なんです。
実際、この時も沙羅双樹ではなく、夏椿を見てそう歌ったと言われているらしいですね。
私自身、茶道をやっていながら、あまり歴史に詳しくなく、これから少しづつ興味持って学んでいこうかなといったような段階です。
このお花は、一日花とも言われており、朝咲いて、夕刻になると花が落ちてしまいます。
実際に1日で花が落ちてしまいました。
とても綺麗に咲いていて、私を見てねって微笑むように咲いているのに、1日で枯れてしまうんですよね。
なんとも儚い。儚さというストーリーがこの花を一層綺麗に見せてくれるのかもしれません。
すぐに落ちてしまうということをもしかしたらわかって、大きく開いて咲いているのか
なと考えると、なんとも言えない気持ちになりますね。