見出し画像

陽気な街から、relaxed eleganceな思想を

私は、スペインのバレンシア市に住んでいます。
2021年5月末に学生ビザを携えやってきて、その後パートナービザへ切り替え、在住4年目です。本来は2020年4月にワーホリでバルセロナへ行く予定でしたが、コロナ禍、日本で足踏みせざるを得ず、元の計画から変容し、翌年予定外のバレンシアへ来ることになったのです。(紆余曲折があったため、ビザや行き先の変更が必要になりました。)

正直に伝えると、スペインへは特別な思いや憧れをもって来たわけでもなく、住んでいるわけでもありません。「なぜ、スペインを選んだの。」と多くの人に聞かれますが、「『当時、スペインへ行きたい。』と漠然と思ったから」でしかないのです。今は、流れに身を任せて、ここで生きているのだと思います。

最初の一年は、見るもの全てが新鮮で、働きながら語学学校にも通っていたことから毎日が大忙し、スペイン生活はまさに”充実”でした。
翌年からパートナービザに切り替え、ここで"生活する”ことになり、今まで見えてこなかったものが見えてきました。そして、本当に自分が好きなこと、心地よいと思うことにも気付かされました。日本に住んでいると考えもしなかったことかもしれません。

バレンシアは、スペインの東海岸に面するスペイン第3の街。海沿いにあるためか、人々も陽気で、明るく賑やかです。心あたたかい人たちも多いように感じています。
しかし、その賑やかさが、時に私の精神を脅かすことがあります。もう、我慢できない、と極限に達することも。そんな時、私は「relaxed elegantな思想(と自分でよんでいますが)」に集中して、心穏やかに過ごすことを心がけます。読書、絵画、クラシック音楽、自然、礼儀正しさ・ふるまい、慎ましい日本文化・・など。

これから、私が大切にしている、Classical(古典的な)、relaxed(落ち着いた)、elegance(上品さ)について考え、綴ってゆきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?