見出し画像

守りたいものがあるって幸せだと思っていた


20代後半の頃、自分の為だけに生きること、生活することに
嫌気がさしていた。

結婚したい、というよりも子どもに出会いたかった。
子どもと生活をして、自分を忘れるくらい誰かの為に生きたかった。

最高の相棒である夫と結婚し、
最高に可愛い娘と出会えた。

自分の命と代えてでも、守りたいものができた。
幸せなのだけど、それと同じくらいに今、
わたしは心が締め付けられている。

小さい子どもを狙った悪質な事件や交通事故。
不慮の事故や、親と共に望まずに亡くなる子ども・・・

なぜか夜になると、ヤフーニュースを見てしまう。
子ども関連のニュースばかり見るからなのか、
ご丁寧に過去の事件まで表示してくれる。

目をそらしてはいけないのは分かっている。

でもどうしても、亡くなった子どもの気持ちや
親の気持ちを考えてしまって、いたたまれなくなる。

これからこんな危険な何があるか分からない世の中で、
君は生きていかなくてはいけないのか・・・

と絶望すら感じてしまう。

大切な存在を守るって、こんなに気持ちがざわざわするのか。
見ないようにしていた、自分の中の繊細で弱い部分が
どんどん大きくなっていく。


それでも寝ると朝がやってくる。


「Nothing we can do」 
わたしたちには今何もできない。なるようになる。

ラミレスさんの口癖のようで、
奥さまはよくその言葉に救われたと、記事で読んだことがあります。

起こってもいないことに不安になる時間があるのなら、
ポジティブなことにその時間と気持ちを使いたいですよね!


娘を全力で守る、というのは物理的な危険から
身を守るだけではないのかもしれないですね。

これから色々な経験を一緒にしていこうね!
そして、見守らせてね!!



いいなと思ったら応援しよう!