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ランタナとヒオウギスイセンと

 タイトルの画像は、ヒメヒオウギスイセン。なんだか後姿で恐縮です。

ヒメヒオウギスイセン

 もう一ツ写真を。今日のタイトル、ランタナです。

ランタナ

 どちらも、島の思い出に結び付いていて・・・ちょっと捻じれていますけど・・。両方とも再会したような気がして、なぜかなぁと思っていてつながったもの。
 ランタナを知らなかった頃。写真のランタナはピンクだけど、鮮やかな黄色い種類もあって、ちょっと赤身がかったオレンジ色のもあるけど、それじゃなくて、ほんとうに黄色一色の。それが遠目には『ヤマブキ』に見えた。
 手伝いに行っていた花屋にそういうと、
「この島にヤマブキはない!」
とのご託宣。頑迷な私はもう一度見に行って、やっぱりヤマブキだと確信するも、崖に沿って登る階段を少し上ってもう一度庭をのぞいてみました。
 わが目を疑う。全然違う、かわいい花!第一、一輪で咲く山吹と違ってブーケ上に咲いています。似ていたのは花の色だけじゃなくて、葉の風情はヤマブキ。
 若いころの記憶なのに、まだ忘れていない、しょうもない自分。

ランタナ

 ランタナ、なんてかわいい。

 もう一つ、ヒオウギスイセン(ヒオウギアヤメと勘違いしていました)。
 思い出に結び付いているのは「ヒオウギ」のところで、島にはたくさんヒオウギガイがいて、みそ汁にして食べました。そして、美しい貝殻を記念にたくさん集めました。いまもどこかにあるはずだけど・・・そのころに島で咲いていたのはこのヒオウギスイセンで、おなじヒオウギに『なんて島は豊かなんだ』ということとが重なって、緋扇の字を当てて覚えたんです。
 ちょっと脱線するけど、ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)は「緋」じゃないの!葉っぱがヒノキでできた扇に似ているからなのだそう。なんとー。そしたら、檜扇水仙かもしれない???それも美しいけど。
 ↓ 檜扇状の葉っぱの付き方!たしかにー 

ヒオウギスイセン

 おまけ。お隣で咲いていた、クチナシの花

クチナシ

 今日も暑くなりそうです
 こんな日は森を歩きたいです。
 って、秩父じゃなくて東京を思ってしまったのはどうしてかなぁ・・このごろ、東京の方が森がいっぱいある感じなのです・・・ビル街へ行っても並木とかあるし。日陰だし・だからかな?
 うちの近所でも、「森」へ辿り着くまでにへとへとになる感じがします。
 田舎のパラドクス。

 そう、どうせなら海に行きたい!なんちって。
 今日もいい日になりますように。

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