そぞろ歩きの見つけもの、キクイモ改め『ルドベキア』
夏の花壇で紹介したこの花、キクイモ、と書きましたが、別種のようです。またもミスってしまったか?
キクイモとハンゴンソウの違いをググってみました。
キクイモは『キク科ヒマワリ属』。
オオハンゴンソウに近い帰化植物、だそうです。
「オオハンゴンソウの花序(筒状花部分)は円錐形で、テルテル坊主の頭を突き出したように膨らみますが、キクイモの方は、円錐形にはならず、軽く膨らむ程度」
申し訳ありません。あの花は、キクイモじゃありません。属までも違うなんて。
園芸種で「ルドベキア」と呼ばれているようです。なお、多年草のルドベキア・ラシニアタは、特定外来生物に指定され、駆除の対象です。ちなみに、キクイモは駆除の対象ではないそうです。畑の雑草、ではありますがっ。
アメリカ原産種には、特定外来物になるのが多いような(たとえば・・・アメリカザリガニとか、アリゲータフィッシュとか)?アメリカって、そんなに自然環境が悪いのだろうか?
和名は『大反魂草』だそうです。
ルドベキアの名前は、名付けたカール・リンネの恩師、スウェーデンの植物学者オルフ・ルドベック氏に由来するそうです。
キク科 / ルドベキア属(オオハンゴンソウ属)
北アメリカ原産
キクイモは、北海道の救荒作目で、畑の畔などに繁茂しています。水辺が定位置。
原野に水辺に沿って一列に、というか原野の中に水のありかを示すようにこんもり咲く黄色はとてもきれいです。芋を掘って食べるのですが、おいしくないよ、とは叔父さんの話。