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道路から湧くみたいに、マンネングサ

 マンネングサが塊りで咲いている
 こんなコロニーが、ちょっと離れて、五つ・六つ。

マンネングサ

 黄色い星型の花が可愛い、逞しすぎて、もう、花壇には植えないけど
 こうして道で出会うと、思わずエールを送ってしまう。
 ススキの季節になった

穂先が萱

 河原の斑入りのススキも、大きくなった。

ススキ

 昔、穂でフクロウを作った。欲張りすぎたか、ふくふくのフクロウになってしまって、縛るとき切れてしまった。
 センコハナビみたいな、カヤツリグサ。このごろ多い気がする。
 オヒシバ・メヒシバ・カヤツリグサ。なんだか懐かしい

カヤツリグサ

 ブドウに似た葉の。絡みつくヤブがないと、大きくなれないらしい。
 エノコログサの方が大きいくらいだ。
 ノブドウという植物かもしれない。

ノブドウ

 こんな小さなコロニーでも、長い葉、丸い葉、切れこみ、双子といろいろ。色は「緑です」で間違いないけど、一枚一枚違ってみえる。和色見本なら、違う名前をもらっていて。
 この見本帳は、呉服屋で反物を選ぶシーンで発達したみたい
 当時は、お仕着せは無くて、反物を選び、柄を選び、色を選び、地色を選び、紋色を選び、と、ほんとうにオリジナルだったみたい、その代わり、目玉が飛び出るように高い。江戸で、西陣に頼むんだから贅沢もゼイタク。

 ここのページは和色21色だった・・・洋色も載ってる
 何となく、記憶より少ない。紙のたかむらでもらった単語帳みたいなヤツを思い出す。紙の見本だったか?色の見本だったか?

 和色大辞典・発見・・・ネットの進化って・あ、「深化」かしらん。
 半端ないよなって思う、こんな時。
 あ、そうだ。
 このごろ頭のいい方々と一緒に仕事・会話をする機会があった。初見くらいでのレポートがすごい。でも、それを掘ってオリジナルにまではしないというか、昔の仲間たちはおもしろがって次へ次へって変えることで素朴な内容を深めていた、その過程がない。見切ってしまって、どうだすごいだろ、で終わる。もしくは、「それは飽きた」「やる価値がない」と切り捨てて、そのうえでどうにかしろ?・・それムリだって。
 江戸時代の人の情熱に触れることで、初心を思い出す。
 なんだか・・・不思議だ。500年前と同じ心って

 今朝の涼しさは感動的。空の色に・深呼吸している。
 今日は散歩に行けるかだろうか?


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