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イヌタデの赤

 野にあって静かにDNAを未来に運んでいて・・・野草たちは目立たないけれど温暖化だろうが小氷河期だろうが乗り越えていたようにみえます
 小さな花が好きなのはそのたくましさもかなぁ。

 タイトル画像は題にもしたイヌタデ

 蓼食う虫も好き好きというけど、イヌタデはその「蓼」ではないそうです。タデの仲間ではあるけれど、食用にはしない・・ちょっと・・・下の意味の「犬」付で・・・

イヌタデ

 「蓼食う虫も好き好き」の蓼は「ヤナギタデ」のことで、若い芽は刺身のツマに添えられることもある植物です。我らも『虫』とおなじ、嗜好持ちがいるようで。

 もう少し「イヌタデ」にお付き合いください。

イヌタデ・紅葉がはじまったころ(12月8日)

 素敵な庭に揺れていた草。
 名前をグーグルレンズに教えてもらおう・・・ワイルドオーツというのだそうです。宿根コバンソウ

ワイルドオーツ(野生のオーツムギ的な)

 最後に、ススキを

薄/ススキ

 昔はススキの原だったという、武蔵野台地ですが、いまは家に埋まってしまって、野原を探す方が大変。そのうえ、公共野原である「公園」には、ほとんど植えられることがありません。
 管理が大変だからかなぁ

ススキ

 いつか、ススキの原だったことも忘れ去られてしまうかも。

 昔はススキも暮しの道具の材料だったそうですが、いまはその記憶もありません。

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