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ツルハナナス・揺れて
散歩の途中で、ジャガイモの花に似た花に出会う。
ジャガイモじゃない。なんたって、頭の上から覗いてくるんだから。
崖の上の庭からにょき。と出てきた枝×沢山。けっこう、わさわさとグリーン。きれいだ。
どうみてもナス科・ナスカの地上絵・なすかしい~~~、ダジャレに流れるのはシニアの証拠なのだそうだが・・・。長い人生、なんだか、お初の花なのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1726496581-rV9fJOCiAWbFRmqwXS13veBL.jpg?width=1200)
調べに行く。
ツルハナナス(蔓花茄子)
ナス科ナス属のつる性常緑低木。ブラジル原産。花期は6月~9月
別名:ソケイモドキ、ヤマホロシ(誤解を生む流通名)
花は淡青紫色→白に変わるが、これは始めから白い品種
「誤解を生む流通名」というのが気になる。
果たして、私の写真の花は、ヤマホロシなのだろうか?
科 ナス科 属 ナス属
流通名(和名)ヤマホロシ(ツルハナナス)
タイプ 熱帯性常緑低木
原産地 ブラジル
草丈/樹高 50cm~2m
開花期 5~9月
花色 白、薄紫
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通
別のサイト。学名のジャスミンが気になる。
学名, Solanum jasminoides ; 別名, <蔓花茄子>ソケイモドキ(素馨もどき)、ヤマホロシ(山保呂之) ; 科名, ナス科 ; 原産地, 南米 ; 植物分類, 多年草 (宿根草).
宿根草は違うと思う。どうみても、木性だ。
モドキ(擬き)というのも気になる・・・名前としてどうなのだろう。「あすなろ」のときもそう思った。ヒノキになんかならなくたって、植物はそれだけで主役のハズ。
取り敢えず調べておこう。
素馨とは・・・『モクセイ科ソケイ属(素馨属)の植物の一種。落葉性の灌木である。ソケイ属の名前のもとになっている。いわゆるジャスミンの一種で花には強い香りがある。南漢の劉王に愛された美女、素馨が本種を好んだことにちなむ』ちょっと、ロマンティックになってきた。
話を戻して・・・ヤマホロシを別名とするサイトと、誤用とするサイトがある。
ツルハナナス(蔓花茄子) ソケイモドキ(素馨擬き) 誤用/ヤマホロシ(山保呂之) *ヤマホロシ(Solanum japonense)は別種
学 名 Solanum jasminoides Paxt.
分 類 ナス科ナス(ソラヌム)属
原 産 南アメリカ
タイプ 常緑低木(蔓性)
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。開花は6~8月。やや耐寒性があり、暖かい地域では屋外で越冬する
新しい外来植物なのだろう。
バラ科に大木があるように、ナス科にも木性のものがあるということ。私的には大発見だ。
ヤマホロシは、日本特有で、レッドデータブックレベルだった。
多年草で、ツル性(蔓性の植物は強い、という、先入観あり)なのに、競合する植物にすぐ負けちゃうタイプらしい。
多分、江戸時代の植生のままなら、一番強かったはずなのだ。ガンバレ!って心で言ってしまったけど、お手伝いしないのなら無責任に言ってはダメだ・・ト訂正する。
この世は知らないことばかり。
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手元の写真を追加しました。葉っぱの様子は・・・こんな感じです。
よろしければ使ってくださいねー。