猫の話。夜になると
布団に入るとみーやが呼びに来る。ここはさっちゃんの部屋だ。
「お皿がねぇ、空っぽなの」
お食事部屋は隣の洋間。みーやのケージも(タワーもトイレも)そこにある。
お食事スペースはお盆の上。お皿にカリカリを計って入れる。勢いよく食べ始めて、す、と後退。そう、お皿には大半、残ってます。
みーや、はっきり言わない。正座して、そっとしてる(健気にしか見えない)。
・・お菓子待ってる気がする。「ご飯ちゃんと食べたから、デザート頼む」って。多分、ウェットフードでもいいって思ってる。そうだよね?
だけど。
今日の分のお菓子はやったから、と家族から報告済み。ちょっとだけダイエット中だし。まだお医者さんからのお達しはないので以前のように厳密なダイエットはしていない、ときどき、甘やかしちゃうけど・・・いつもいつもはダメだよね。
ふぅ。
とりあえず元の部屋に帰る。みーやがカリカリを食べ始める気配。
『部屋に帰る』のはもう一つ理由がある。なぜかこのごろ、みーやは一人のときにトイレを使う。そして、ご飯を食べたらちゃんとしたいみたい。洋間にみんながいるときはさっちゃんの部屋のトイレが稼働。まぁ、それを良しとしてもいいんだけど、片付ける効率を考えるとここでしてもらったほうが。
みーやはトイレ、みんながいるとちょっと遠慮するっていうか。この微妙さを愛しと思うこの頃。私たちの何かが原因かもしれなくて、それは申し訳ないんだけど。でも、ネコってみんなそうなんだろうなって思ってる。
ちょっと秘密主義。