ねこにこばん、糠に釘
♪ぬかにくぎ
石に灸
豆腐にカスガイ
馬耳東風~
今朝の0655で流れたこの歌。
微かにおぼえがある、
この、役に立たない・無駄なこと。
高校の現代国語の授業の記憶。江戸の旦那衆が、和歌だの俳諧だのの高尚な会を定例でやっていて・・・
連歌かな?
だけど、毎回、名作を作れる人は少なくて、冗談の会になる。
一番役立たないもの・ブレーンストーミング開始! ・・・みたいな。
糠に釘・石に灸・豆腐に鎹・馬耳東風。あと。
豚に真珠、猫に小判・・・
全部書き取って星をつけて行く(俳句などのときと同じように大真面目に)。
そうそう、連歌というのも習った。私たちも作らされたのかなぁ?記憶にない。そのとき、習ったフレーズ
きりたくもあり、きりたくもなし
「珊瑚樹の文箱に余る筆の先」というのがお気に入りで、誰の作なのかくらいは、と(出典アレルギー!)・・・検索したけれどとうとう見つからなかった。あれは国語の先生の創作だったの???
そのときの検索、以下の三首がよく出て来る。
最初にヒットしたのは、『山崎宗鑑という連歌師が前句に「きりたくも・・・」を挙げ、次の三首を示した』というもの。
盗人を捕らえてみれば我が子なり
さやかなる月を隠せる花の枝
快良き弓矢の少し長いのや
確かに!切りたいけど切れない!
ほかにも句を発しやすいフレーズとして「それにつけても、鐘の星小夜」「めでたくもあり、めでたくもなし」などが、有名らしい。
落語といい・・・諧謔を愛し、笑いながらよしとしていた江戸の人生を真似たい。