そぞろ歩き。薔薇の項。
この時期、そこらあたりを歩いていると、庭にバラを植えているお宅が目立つ。前の家でピエールドロンサールという株を育てていたのだが、同じ花に再会して思わず立ち止まった。
前の家のバラは、引越時(下の写真)は盛りを過ぎ、株も弱ってしまった。数年前はこれでもかというくらい咲いてくれていたのだが。花数も色も変化してしまい(涙)。
ピエールドロンサールは<クライミング系>なので背が高くなる。支柱になるものが必要だ。後で考えたら壁に這わしても良かったのだが、購入時はバラ初心者とあって自信なく。株とセットで支柱を購入。園芸店のお世話になった。今はもうない(もっと大きな場所に移って近所にあった店はなくなった( 涙))そのお店に感謝。
『そぞろ歩きの見つけもの』とは別に、『そぞろ歩き/薔薇の項』を作ることにした。この季節、歩くたびにバラに出会い、新鮮に感じる。北海道に住んで、ハマナスの大きさ、色、輝きに驚き、原生種だと聞いて驚き、園芸種の親(ハマナスをはじめとする、大航海時代にもたらされた遠国の種によって、ヨーロッパ/イギリスで育成されていた種は「オールドローズ」とつくようになった、と聞いて驚いたのも昔の思い出)と聞いて納得。四季咲きで強いもんね。それまでは何となくの照れくささがあったのだが、バラ「推し」になってまった。オリエンタルハイブリットの響きも好き。
あ。だけど、ピエールドロンサールも「オールドファッションローズ」だった、ごめん、ハマナス。
『そぞろ歩き/薔薇の項』に合わせてタイトル画像を選んでみた。まだ(仮)のもの。
ブッシュ系のバラは、支柱がなくてもこんもりと藪のようになるから、野生種のようで<手を入れた風>が苦手な私には好ましい。
強靭で葉っぱが見えないくらい咲くのも感激だ。もちろん四季咲きだし。こちらはよそのお宅の花(撮影させていただきありがとうございます)。