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FXの「チキン利食い」と「遅い損切り」を克服する方法


FXで「せっかく利益が出たのに、もっと伸ばせるはずなのに…」と、早めに売ってしまい損した経験はありませんか? これは、FX初心者によくある「チキン利食い」という心理的な罠にかかってしまったのかもしれません。


なぜ「チキン利食い」をしてしまうのか?

「チキン利食い」をしてしまうのは、人間が「損失を恐れる」という感情を持っているからです。せっかく利益が出たのに、また損をしてしまうかもしれないという不安から、早めに利益を確定してしまうのです。これは、心理学の「プロスペクト理論」で説明されています。

「遅い損切り」も危険!

「チキン利食い」だけでなく、「損切り」も大切です。損失が大きくなる前に、早めにポジションを切ることを「損切り」と言います。しかし、多くの人は「もしかしたらまた上がるかもしれない」と期待してしまい、損切りを遅らせてしまう傾向があります。これもまた、損失を大きくしてしまう原因となります。

「チキン利食い」と「遅い損切り」を克服する方法

これらの心理的な問題を克服するためには、**「IFD注文」**という便利な注文方法を使うことをおすすめします。
IFD注文とは?
IFD注文は、あらかじめ利益確定と損切りの価格を設定しておき、その価格に達したら自動で注文が執行される機能です。
例えば、「1ドル130円で買いたいけど、128円を下回ったら損切りしたい」という場合、IFD注文を使うと、130円で買い注文、128円で損切り注文を同時に出すことができます。
IFD注文のメリット

  • 感情に左右されずに取引できる: IFD注文を使えば、相場の変動に一喜一憂する必要がなく、冷静に取引できます。

  • 損失を限定できる: 損切りの価格をあらかじめ設定しておくことで、損失を最小限に抑えることができます。

  • チャンスを逃さない: 利益確定の価格も設定できるため、利益を逃す心配もありません。

まとめ

FXで成功するためには、「チキン利食い」や「遅い損切り」を克服することが重要です。IFD注文を活用し、冷静かつ客観的な判断で取引することで、より安定した利益を目指しましょう。
ポイント

  • 「損失を恐れる」という感情は、誰しもが持っているものです。

  • IFD注文は、感情に左右されずに取引できる便利なツールです。

  • 損失を限定し、チャンスを逃さないためには、IFD注文を積極的に活用しましょう。

【補足】

  • IFD注文は、証券会社によって名称や設定方法が異なる場合があります。

  • IFD注文を使う際は、事前に証券会社の説明をよく読み、使い方をマスターしましょう。

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