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香りについて勉強してみた!


こんにちは、嘉瀬遥です。

今回は、仕事で香りについて勉強したので、皆さんにもシェアしていきます。

まずは、「香調(こうちょう)」について。

香調とは、香りの種類を表す分類のことです。
香水の世界では香りのタイプを分類し、それぞれ「○○ノート」と呼びます。
香水の香りを調合する調香師は、香水のコンセプトに合わせて香りの強さや相性などを考えながら、バランス良くさまざまな種類のノートを使い分けています。

香水は揮発性の高いものから低いものへと、順番に香りが移り変わっていくのが特徴です。
ノートという言葉は香りの種類だけではなく、時間経過による変化に対しても使われます。
時間経過によるノートは、次の3段階に分けられます。

①トップノート:付けてすぐに立つ香り
②ミドルノート:配合されているすべての香料がバランスよく香る
③ベースノート:数時間経って香りが消えるまでの残り香

時間経過による香りの変化は香水によってまちまちですが、平均するとトップノートは5~10分、ミドルノートは30分~2時間、ベースノートは2時間以降に感じられます。

続いて、香りの部類について。
分類の方法はいくつかありますが、今回は7種類のん分類について紹介します。

①フローラル系
華やかで優しい香りが特徴。

*主な効果効能*
・リラックス効果
・気分転換
・女性ホルモンのバランス調整
・安眠効果
・幸福感の向上

*代表例*
ラベンダー、ローズ、ジャスミン、カモミール、ネロリ

②シトラス系
爽やかで明るい香りが特徴。
多くの人に好まれており、人気がある。

*主な効果効能*
・リフレッシュ効果
・集中力向上
・ストレス軽減
・抗菌作用
・消化促進

*代表例*
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット

③ハーバル系
古くから人々の健康を支えてきた天然の植物。

*主な効果効能*
・リラックス効果
・消化促進
・免疫力向上
・抗菌作用
・鎮痛作用

*代表例*
クランリセージ、ペパーミント、スペアミント、ローズマリー

④ウッディ系
一般的にはリフレッシュ効果やリラックス効果が高く、心身を安定させる働きがある。

*主な効果効能*
・リフレッシュ効果
・リラックス効果
・抗菌・抗ウイルス作用
・鎮痛作用
・血行促進作用
・殺菌作用

*代表例*
ヒノキ、サイプレス、シダーウッド、ユーカリ、スプルース

⑤スパイシー系
奥深い温かみのある香りが特徴で、料理やアロマセラピーなど、様々な場面で利用されてきた歴史がある。

*主な効果効能*
・消化促進
・温作用
・抗菌作用
・リラックス効果
・集中力向上

*代表例*
シナモン、グローブ、コショウ、生姜、カルダモン

⑥バルサム系
奥深い温かみのある香りが特徴で、古くから様々な場面で利用されてきた歴史がある。

*主な効果効能*
・リラックス効果
・精神安定
・集中力向上
・免疫力向上
・抗菌作用

*代表例*
フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン、コパイバ

⑦オリエンタル系
深みと温かみのある香りが特徴的。

*主な効果効能*
・リラックス効果
・精神安定
・集中力向上
・幸福感の向上

*代表例*
イランイラン、パチュリ、サンダルウッド、ベチバー

これらの組み合わせによって無数の香りを表現することができますが、香りに何を求めるのかによっても変わってきます。
また、どんなイメージにしたいのかによって、香りを選ぶとブランディング効果なども期待できます。
知れば知るほど面白い世界ですね!


皆さんも"香り"を楽しんでみてください。

いつもありがとうございます♪

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