バスク食い倒れの旅①オンダリビアで伝統の美食を堪能!ARAMEDA☆
ぱるフーディ化プロジェクトの2軒目は、美食の街バスク!オンダリビアにあるARAMEDAというレストランです!
バスクは美食の街として日本でも知られるようになって久しいですが、その名声の通り、たくさんの星付きレストランが…!
今回訪れたのは、オンダリビアという、バルで有名なサンセバスチャンからバスで30分ほどのところにある一つ星レストラン。一言で、最高でした。サンセバスチャンに数日滞在できるなら、是非行ってほしいお店です!
1.行き方
今回はサンセバスチャンからのアクセスをご紹介します!
出発は、サンセバスチャンの旧市街地にほど近い、ギプスコアプラザという公園のすぐ横のバス停Gipuzkoa Pz. です。
E21 というバスが、一番早くオンダリビアまでつきます。前から乗り、運転手さんに現金で2.75€を手渡します。(小銭を用意しておきましょう!)
Sabin Arana Kalea, 3というバス停でおり、3分ほど歩くと、お店です。時間があったので、途中の小さな公園で一休み。良い天気☀
時間になったので、お店に移動!
手前にはバル、奥にレストランがあります。
エントランス。素敵です。
そしてそして案内された席が…
テラス席!
左手には芝生が広がります。天気が変わりやすいバスクですが、この日は晴天!なんて最高なロケーション!期待が高まります。
2.メニュー
この日は、HONDARRIBIAという84€のコースを頂きました。
こちらアミューズ。右がフォアグラとトリュフのボンボンショコラ。右が、Ttoroというバスク地方伝統の魚介スープです。なんて贅沢なアミューズ…。キャラメルのような味わいもある濃厚なフォアグラトリュフはとろーっと口の中に広がります。そのあと、魚介の旨味とトマトの酸味のあるスープが体に染みわたり…!最初から脳天を撃ち抜かれました。バスク、恐るべし。
2皿目はアンチョビ。アンチョビもバスクの名産です。クリームもカタクチイワシからつくられているそう。シーアスパラガスとフライドライスがアクセントです。
お次はマグロ!トロ!日本人として、「やっぱり寿司には叶わんでしょ…」と思っていましたが、びっくり。柑橘のジュースにつけられたビーツ、マスタード、オゼイユの酸味、岩塩の塩味とトロの脂身が絶妙にマッチ。グリーンはチーズのソースで、これもまた味変になります。ライムの香りも程よく効いており、脂身の多いトロをさっぱりさせてくれています。
4皿目は、トマトとバジルペースト、アンチョビ、フレッシュミルク。カプレーゼの再構築のようなお皿です。私的に、カプレーゼのチーズは、フレッシュミルクくらいあっさりの方が、トマトの甘みが生きるなあと感じました。過去最高のカプレーゼ。トマトは地元の農家さんから仕入れているそうです。
次のお皿は、マッシュルーム、卵、トリュフソース。ふわっふわのトリュフクリームとマッシュルームの相性は抜群!そして食べ進めると…
なんと温泉卵が!黄身を割って絡ませながら食べると、もう最高。最後の一滴まで、パンですくって食べました。
魚料理は、ヘイク(メルルーサ)というタラの仲間の魚のスモーク。酸味と甘みのあるグリーンピースのソースと共に頂きます。水分たっぷりで程よいスモーク香が食欲を誘います。ゴマがよいアクセント!
そしてメインのお肉は、バスタンという、オンダリビアからほど近いスペイン北部で生産された仔豚のコンフィ。母豚の母乳で育てられた仔豚で、特別なお祝い事の際に、丸焼きで食されることが多いそう。コラーゲンがプリっぷりで、皮はぱりっぱり!油脂分多めですが、付け合わせのマッシュルームや赤玉ねぎの酢漬けと合わせると、バランス良きでした。
デザートに入ります。
トマト、スイカ、ラズベリー、クランベリーと、チーズのアイスクリーム。トマト大好き人間なので、デザートにも登場してくれて感動。クランブルの塩気が良いアクセントです。
チョコレートケーキと、アニスのアイスクリーム。
生姜が良い!!チョコと生姜、本当においしい。そして、アニスのアイスクリームは、初めての味わい。甘すぎず、ケーキとの相性抜群です。
お茶菓子は、ピスタチオの焼き菓子と、ブラックベリーのパートドフリュイ、抹茶のチョコレート。
3.感想
バスクの本気を見せられました。最初から最後まで驚きがいっぱい。サンセバスチャンでのバルホッピングも楽しいですが、ここは、足を延ばしてでも来る価値のあるお店だと思いました。価格もお手頃ですし😊
そして、前回の反省を生かして分からないものは質問しまくりました笑 私を担当してくれたサービスの方はあまり英語が得意では、なかったようですが、一生懸命説明して下さり、感謝しかないです。どこから来たんですか?味はどうでしたか?と沢山気遣っていただいて、楽しく食事できました。
4.食後
お店を出た後は、オンダリビアの街を散策。
こんなかわいい街並みを見学したり
海を眺めたりしました。向こう岸はフランスです!
そして、満腹ながらも、どうしても行きたかったバルへ。
ピンチョスでNo.1にもなったGrand Solというバルです。
渋谷にも店舗があるようですが、本場のNo.1を食べてみたくて…。コーラと赤ワインのカジュアルカクテル、カリモーチョと共に、卵とポテトクリームのピンチョスを頂きました。満腹でも美味しい…幸せ…!
以上オンダリビアでの食べまくりの旅でした!
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