非認知能力の伸ばし方?
とあるオフラインイベントに参加して、学びを表現したいと思いました。
なぜ非認知能力が話題になっているのか
さて、問題 (と答え)
「1000+1000は?」 「2000」
「最後の征夷大将軍は?」 「徳川家康」
「地球で60kg、月では?」 「10kg」
では、
「コロナの中でも部活動を行うことはいいこと?」
と聞かれたら、なんて答えるだろうか。
「感染対策がばっちりしていたので!」「消毒などを徹底しました!」
と自信たっぷりに答える人もいるかもしれない。
「本当に、いいと思うですか?」と聞かれると、
言葉が詰まる人も多いのではないだろうか。
それは、この質問には正解がないから。
出した答えに、納得するか、しないかなのだ。
「納得解」を考える必要があるのだ。
正解がある問題は、認知能力があればいい。
正解がない問題があふれる今に、非認知能力が必要な力なのだ。
非認知能力とは
意欲、忍耐力、コミュニケーション力など、目には見えない力のこと。(らしい)
大きく3つに分けるとこれらがある。
❶自分を高める力ー意欲、向上心、自信、自尊心、楽観性など
❷自分と向き合う力ー自制心、忍耐力、レジリエンスなど
❸他者と繋がる力ーコミュニケーション力、共感性、社交性、協調力など
ほうほう。そして、非認知能力の本を出している詳しい方が言っていた。
「非認知能力を伸ばせばいいってもんじゃない。」
ついつい全部の力を伸ばしたくなるが、それぞれメリットデメリットがある。
一人一人、強い力も弱い力もあるはずで
そのバランスが『個性』と呼ばれるものになるのだ。
そしてもう一つ
「非認知能力が伸びるのは、幼少期だけではない!」
よく、幼少期ばかり注目される。確かに、幼少期に性格は決まってくる。
他者を意識し始めたりする小学生でしか身につかない非認知能力もある。
(価値観、自己認識、行動特性など)
では、そんな大切な非認知能力はどのように伸ばすのか?
前頭葉を刺激せよ
思考をする脳の前頭葉は10〜18歳で急激に伸びるのだ。
そこを刺激することで、非認知能力がぐんと伸びる。
その刺激をするのが、「あそび」なんです!!
あそんで、仲間とも自分とも向き合い、感情が動く。
あそぶって?
「じゃあ、勉強はしないのかよ!」「どんな遊びをしたらいいんだよ!」
なんて思うかもしれない。
あそびとは「やりたいことをやる」こと!
だから、勉強だって熱中していたら遊びだし、虫を観察して楽しんでいることだって、こどもがあそびだと思えばあそびなのだ!
こどもたちから、「やりたい!」って思ったものはもちろん。(内発的)
大人から提案してやってみて、こどもたちが「やりたい」ってなったらそれもよし!(外発的)
宿題だって遊びにしてしまえばいいらしい(難しいけど!)
「やりたい」から生まれる力にはものすごい価値があるのだ。
先生よ、『気づく』『意味づけ』『表現する』せよ!
少し話が飛ぶかもしれないが、
先生というプロして、こどもたちができることの一つ見守っていることだと思う。
そのための大切な3つのこと
『気づく』 変化に気がつく
『意味づけ』 どんな価値があるのか考え
『表現する』 伝わるように伝える
見守ってくれる大人、がいたら安心する気がしませんか。ね!
終わり!
ーこれからメモー
★「あそぶきもち」を大切にする
★こどもたちのあそびのきっかけをつくる、
★プロとして『気づき』『意味づけ』『表現する』
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