フルマラソンも走ったことない女子大生が突然100km走ってみた話
こんにちは。はじめまして。今年で新潟住み4年目のおおいしはるかです。
最近暖かくなってきましたね。ということで100km走ってみました!
初めて100km走ってみての感想をつらつら並べていくだけの備忘録的記事なので暇な人だけ見ていってください!ではれっつごー。
なんで100km走ったの?
はい、それはですね。いろいろちょうどよかったんです。オリエンテーリングをやっていると、セレクション(選考会)→インカレ→セレクション・・・の無限ループなのでやるならこの時期だ!!と思って決行しました。特に秋インカレのセレクションが6月中旬に控えているので、無謀なことするのは5月下旬までだな~と思いました。だから、4/30が都合が良かったんです。あと思いついたらすぐやらないとむずむずする性格なので早めに走っちゃいました。思いついたのは4/26でしたね。思い返してみたら急すぎて自分でもちょっと怖いです。
ずばり記録をどうぞ。
15時間43分27秒です。(移動時間は13時間08分54秒)
長かった。先日後輩がフルマラソンで30kmから足が急に動かなくなったと言っていましたが、本当でした。30km以降は気合で乗り切りました。
最初の20kmくらいが絶対オーバーペースでした。そのあとのたれ具合が。体が動いちゃうときってゆっくり走ろうと抑えるの難しい…
~15km
気温も低いため、着込んでスタート。雨も降っていたので上下レインでゆるっと。終わるころにキロ5:45がすごく楽に走れることを発見。けど、それでもペースが速すぎた。反省。
雨が降っていたが午後から止む予報だったので、雨用と晴れ用で分けるためにいつもあまり履かない靴で出発。右足の足底筋膜炎が少し症状出ていた。プラス普段あまり痛くならない腰の痛みがあった(靴のせいなのか…?)。あと、胃腸が弱すぎるので家に補給に帰った瞬間お腹壊す。トイレでミスタイムを計上。
16km~29km
らくーに走れた。けど、これもオーバーペース。体が温まってきて、キロ5:00くらいで川沿いを走ってた。普段のジョグより速い区間もあった。それでも意外と時間がかかっていることを確認し、18時までに走り終える予定だが…?と嫌な予感がよぎる。足裏に疲れが溜まり始め、左膝の裏が痛み始める。家に帰ってまたお腹壊す。拠点が部室の予定だったが、急遽自分の家に変更。安心感がすごい。栄養足りてない感じがしてパン爆食い&鉄分とアミノ酸摂る。
30km~60kmくらい
雨が止んだ。靴履き替えたら足底筋膜炎の症状無くなった。この区間がいちばん気持ちがきつかった。30km手前で、30kmなったら一旦歩きたい…と初めて思う。呼吸とか平気なのに足が全然動かなくなっていた。フルマラソンの30km~の噂を思い出し、本当だ!!とちょっと感動する。ここからはちょっと歩いたり走ったりでとにかく前に動くことを意識。アップダウンもきついので、比較的平坦なコースに変更。40km手前から最後まで10時間以上60km超えを1.6kmの周回コースを走り続けることに。60kmまで色々話しながらゆっくり走ってリラックスさせてもらってた。気持ちは前向き。なのに足が動かない。あと肺が少し苦しい(高1の時に気胸なったのと同じ感じでちょっと怖かった。鎖骨のところに空気がないので大丈夫だと確認?やぶ医者みたいなことしてる。)
60km~85km
しば(60km~75km)としおねん(75km~100km)と走った。話すのはちょっと疲れるけど、それ以上に話すことでパワーをもらえるからたくさん話した。私と走り終わった後に自主練坂ダッシュしてるしばを見て元気をもらう。80kmでやめたいと思っていたところ、しおねんに「100まで付き合うよ!」と言ってもらえたのでやっぱり最後まで頑張ることを決めた。最初の方に走った後輩にも「頑張ってください!」ってランニングアプリで言ってもらえていたので、頑張りたい!!という気持ちに。1人だったらやめてた。あと、何回も同じところを走って通るもんだから門の守衛さんに「あなたずっと走ってるね(笑)」と声かけられました。こういうの地味にうれしい。
体はというとボロボロで、足の色々なところ(特にもも裏)がつりそうだった。肩の力み?で左肩の後ろらへんがめちゃくちゃ痛かった。膝は曲げるのもきついし、伸ばしきれなかった。腰の位置めっちゃ落ちてて、ハムに負担すごくかかってた。
85km~100km
最後の15kmが本当に長く感じた。いつものジョグくらいの長さなのに少し時間経って距離見ても300mくらいしか進んでいなくて「果てしないなあ」としか思わなかった。88.88kmとか90.00kmとかのぞろ目や切りのいい数字とか見て元気出してた。一緒に走っていた羽鳥が薄着で寒そうだったので、羽鳥が「さむ~」って言い始めたら走るようにしてた。それがなかったら永遠にキロ12:00ペースで歩き続けていた気がするから、感謝。そして寒い思いをさせてごめん(笑)
今回の作戦を教えてください。
絶対一人で走り切れないと思っていたので、時間ごとに誰かと一緒に走ってもらおうとスケジューリングしていました。
実際のスケジュール
7:00 skgwくん 10km
8:30 Aっちゃん 10km
10:00 knt 10km
12:00 rmn 25km
16:00 sb 15km
18:00 htr 25km
以上6人に併走してもらいました。6人のおかげで、走り切れました、まじで。rmnとhtrにはハーフ以上走らせてしまいました。ずっと付き合ってくれて感謝です。
また、わたくし朝は大変苦手ですが、早めに走り終えたかったので早起きして6:30から走り始めることにしました。結局走り終わったのは22時過ぎだったので、朝早くから走り始めて本当に良かったと思います。
当日は、雨対策も必要でした。雨降る前後で靴を替え、靴下はこまめに替えることでマメや靴擦れできることなく、ほぼノンストレスで走れました。温度調節もレインや長袖/半袖をうまく着替えることで気温に合わせて着替えることができました(それでもお腹は痛かったけれど)。帽子被ってたのも雨対策にはよかったかもしれないです。
補給はどのように行っていましたか?
補給食はいろいろなものを試してみようと思って、たくさんの種類の補給食を用意しました。
食べたもの(食べた順)
・寒天フルーツゼリー
・十勝バタースティック
・ウイダー 鉄分
・チョリソーパン
・ランチパック
・アミノ酸5000
・マグオン レモン
・ごはん少し
・プルーン
いちばん食べやすかったのは、寒天フルーツゼリーです。お金足りなくてしおねんに買ってもらったやつ。ありがとう(´;ω;`)
途中でエネルギーと水分以外が不足して体調悪くなりそうな予感(ふらふらする感じ?)がしたので、補給よく分からないけどとりあえずウイダーとアミノ酸5000で鉄分とアミノ酸をとってみました。途中で富士山麓ウルトラOで配られたマグオンを飲んだのがラッキーで知らず知らずのうちに水溶性マグネシウム?を摂れていました(奇跡)。マグオンあんなにねっとり系だと知らず、水分持っていないときに摂っちゃってびっくりしました。でも味は嫌いじゃなかったのでこれから買いです。
走り始めてから固形物を食べる気にならなかったのですが、長期戦になると思ってお昼に頑張ってパンとお米食べてみました。1回食べると食べれますね。食べようとすれば食べれることが分かったので、サプリとかに頼らずに栄養も摂りたいと思います。(ウルトラだと、あえて固形食べない理由があるんですかね…?消化わるいとか)
ちなみに今回は羊羹、柿ピー、ソイジョイ、ウイダーマルチビタミン、アミノバイタルのジェルには手を付けませんでした。(封が空いてるのは次の日に食べたからです(笑)
補給についてはいろいろな人に聞いたり、もっともっと勉強しないといけないなと痛感しました。
水分どれくらい摂った?
だいたい4.5Lですかね。めっちゃ飲んでる。
・水1L
・アクエリ1.5Lくらい
・ソルティライチ 0.5L
・ОS-1 0.5L
・レモンのスポドリ? 0.5L
・オレンジジュース 0.5L
4/30の新潟市は曇り時々雨。最高気温が17℃、最低気温が14℃だったので気温差もあまりなく、暑くはなく少し肌寒いくらいでちょうどいいくらいでした。この気温でこんなに飲むってことは夏怖いな。GARMINさんによると、汗による推定損失は4,735mlらしいので大体プラマイゼロですね。やったあ。
さいごに100km走ってみての感想をどうぞ。
楽しかった!!!!!!とだけ言いたいところですが、思ったよりきつかったです。どこかに行くとかゴールまでルートをたどるとかならまだマシだったんでしょうけど、デポしたりトイレからの近さとかを考えているうちに、1周1.6kmの周回コースを12時から22時過ぎまで回ることになってしまいました。距離にして60kmは同じところを走っていました。逆に途中からそれが面白かったですが。
それでも75kmくらいから終わりが見えなくて、足も動かなくて、80kmでやめようと思っていましたが、同期の羽鳥に「100まで付き合うよ!」って言ってもらわなかったら最後まで走り切ってなかった。めちゃくちゃ感謝しています。ありがとう。西門でちょうど100km走りきって、酔っ払いの雑踏のなかで一緒に叫んだのは一生忘れません。
走り終わってからは、1年くらいはもうこんな長い距離を走らなくていいなって思っていましたが、あら不思議。もう早く大会に出てみたくてたまりません。中毒性ありますねー。おすすめの大会あったら教えていただけると喜びます!
おわりに
まずは、一緒に走ってくれた6人にほんっとーーに感謝です!ありがとう!!無謀な挑戦なのに、一緒に走ってくれて応援してくれて本当にうれしかったです。一緒に走れて本当に良かった!またお願いします!(笑)
そして、こんなに長々と読んでいただいた方ありがとうございます。
また、機会があれば100km走ってみようと思います。
トレーニングもっとして、いつか川の道フットレースに出てみたいです。