重ねた「一つ」がもたらすものは
本日は、3月28日。
これは今からちょうど1年前の話なのですが、僕はこんなブログ記事を執筆していました。
どうやら今日は誕生日……みたいですね、僕の。
自分のことなのにまるで他人事のように書いてしまいましたが、それくらいにあまり誕生日だという実感が湧きません。
理由は定かではありませんが、おそらく自分自身が成長していないというのが原因としてあると思われます。
成長。何をもってそれが示されるのかは人によって考え方が違うでしょう。
背が伸びることだって、知恵や技術を習得することだって、あるいは単純に歳を取ることだって成長なのだと言ってしまえば容易く否定はできないはずです。
けれども、自分に当てはまる言葉は「成長」ではなく「退化」であると感じます。
年々どんどん退化していく。
せめて何か成し遂げたことがあれば違ったのかもしれません。何もないからこそ「一つ歳を重ねた」ことを「一つ老いが進んだ」とネガティブに捉えてしまうのでしょう。
成長がないまま老いる。
そんな悲しくて残酷な現実を思い出す日が、僕にとってのリアルな誕生日です。
それでも、確かなことはまだあります。
それは、今ここにこうして「一つのブログ記事が誕生した」ということです。
他愛ない内容になってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
――今日ここで重ねた「一つ」が、退化ではなく成長であることを信じて。