【時代区分】「歴史の地図」を手に入れよう!
「聞くタイミングが分からなかったのですが……今、どこの話をしているのですか?」
歴史のストーリーを説明しているときにこの質問を聞くと
やってしまった〜
という気持ちになってしまいます。今、どの時代のことを扱っているのか、迷子状態にしてしまったという気持ちになってしまいます。
そこで活躍するのが、時代区分です。ちょっと難しいかもしれないけど、この時代区分を知っているだけでも、勉強しやすくなるはず。
話のPointをかいつまんで説明すると
・時代区分が分かっていると、「あ〜あの時代の話だから、当時の人々はこんな生活してたよね〜」というイメージを共有しやすくなるから、歴史学の研究者たち同士で話がしやすくなる。
・時代区分はヨーロッパの歴史学からはじまり、マルクスの唯物史観論(ゆいぶつしかんろん)がもとになっている。→詳細は調べてみよう!
・新しい時代になるにつれて「経済は発展しているんだから、歴史も進歩している」と思い込みやすいけど、本当にそうかは疑う余地あり。
・日本史には独自に「近世」という時代区分がある。
ということで結局何が言いたいのかというと
時代区分は歴史について話す際の指標です。
この指標があると、「いまどこの時代について勉強しているんだ?」と迷子にならなくなる(?)はず。「歴史の地図」として活用して欲しいです。
また、日本史の時代区分順に、それぞれの時代イメージ図をまとめてみました。
あえてその時代イメージ図が何を示すのかはふせています。資料集などをたよりに探してみましょう。